無邪気に笑うその表情は、ちゃんと18歳の青年に見えます。
バルコニーの場面ではこんなにもいい表情

出会った頃のウィルとアン。急速に恋に落ちとても幸せそうな二人ですが、ロンドンに行ったウィルの才能が本人も気づかないうちに利用され、ウィル自身も賞賛と喝采を浴びるにつれて、地位、名声、紋章を手に入れるためにただひたすら家族も顧みず本を書き続けた結果、愛する人を傷つけ、なによりも大切なものを失ってしまう。
愛する妻アンが息子ハムネットと共に家を出て行き、そしてハムネットの死を知った時、ウィルから言葉が消えた。空ろな殻だけが残されたこの体満たすのは 尽きせぬ空しさ

後ろでは、みりおん(実咲凛音さん)が真剣な眼差しでまぁくんを見つめていますね
まぁくん、この歌の歌詞を痛感させるお芝居をするんですよね。悲しみと虚しさで空っぽになってしまったまぁくんウィルが銀橋で歌う「カラを満たすは、尽きせぬ空しさ」は、ウィルとしての感情を思いきり吐露していて、痛いぐらいにウィルの思いが胸に突き刺さり、とても辛い場面でした。
感覚的なお芝居もですが、まぁくんは歌の表現力にもとても長けていて、人間味を感じ、とても魅力的です。
沙央くらまさん演じるリチャードが言葉を失い書くことができないと弱音を吐くウィルに、「お前の役はなんだ?」「その劇作家って役は何をするんだ。」と聞きます。みるみるうちにまぁくんの大きな瞳には涙が…

まぁくん涙腺崩壊

本当にこれ稽古場?ってくらい熱がこもったお芝居で、まぁくんはポロポロと涙をこぼしてます。
まぁくん、ウィルの魂入ってるなぁ。

愛する人を失い、言葉も消えてしまったウィルが、色んなことを感じ、振り返り、悔やみ、自信を失いかけながらも、やはり自分の役は劇作家なんだという信念をもって言うセリフ「すべてを、書く」

このタメの芝居も、なんともいえない母性をくすぐるようなこの表情も、ホントに素敵です

ここのまぁくんとても好きです。そしてここから
信じた予感で 描いた未来が~
という歌につながって、

仲間たちと盛り上がる流れがまた素敵なんですよ
丁度そのシーンが稽古場の映像に映ったのですが、その場面の盛り上がりたるや、私はみんなが衣装をつけ舞台に立っているような錯覚に陥りましたよ。そのくらいまぁくんからも他のみなさんからも熱が溢れていました。りく(蒼羽りくさん)、翔(風馬翔さん)

とってもイキイキしてます。
