■夏季展示 「歌仙兼定登場」 会期:7/9(土)~10/2(日)
歌仙兼定と呼ばれる一振りの刀があります。名刀工・二代兼定(之定)により打たれ、肥後熊本藩の基礎を作った大名細川忠興(1563~1645)の愛刀でありました。その拵は「歌仙拵」と呼ばれ、夜空に降る雪のような、黒漆鮫革研出の技法は忠興自身が創案したといいます。忠興の脇差である「信長」の拵「信長拵」とともに、細川家中の人々の拵「肥後拵」の規範となっています。 本展は忠興ゆかりの歌仙兼定を中心に、武家の魂というべき武器・武具類を展示し、その魂を後世に伝えるため記録に努めた細川家の姿をご覧いただきます。
歌仙兼定と呼ばれる一振りの刀があります。名刀工・二代兼定(之定)により打たれ、肥後熊本藩の基礎を作った大名細川忠興(1563~1645)の愛刀でありました。その拵は「歌仙拵」と呼ばれ、夜空に降る雪のような、黒漆鮫革研出の技法は忠興自身が創案したといいます。忠興の脇差である「信長」の拵「信長拵」とともに、細川家中の人々の拵「肥後拵」の規範となっています。 本展は忠興ゆかりの歌仙兼定を中心に、武家の魂というべき武器・武具類を展示し、その魂を後世に伝えるため記録に努めた細川家の姿をご覧いただきます。