迟到的生快()

晴「誕生日おめでとう、星良。愛してる」
星良「ん～……ストレートなのも悪くないわね。次っ」
晴「えぇ……なぁ、まだやるのか……？」
星良「お祝い、いっぱいしてほしいのっ」
晴「ったく……好きじゃなかったら、やらないんだからな……」
星良「まぁまぁね。でも、今のも好きっ♪」
晴「……反撃で、照れさせるなよ……／／／」
星良「そんなつもりじゃ、ないし……まぁ、いいけどっ」
晴「いいのかよ」
星良「私だって、いろいろ受け入れてあげられる余裕もあるっていうか、つっかかるだけしか能がないなんて、思われたくないっていうかっ」
晴「いやいや、そんなこと思ってないよ……」
星良「ホントにぃ～？」
晴「ホントだって。誰よりも、星良のいいところ知ってるあたしが言うんだから、信じろって。自分でそんなこと言うなよ」
星良「ふ～ん、そうなんだ……」
晴「ほら、真面目で一途なところとか、努力家なところとか、あたしはすごくいいなって思ってるんだけど」
星良「うん……／／／」
晴「あとほら、女子力っていうか、かわいく見てもらえるように、色々気を遣ってるところとかもさ」
星良「べっ、別にっ、素材は元々かわいいしっ……／／／」
晴「おう、知ってるよ……てか、どんな照れ隠しだよ……」
星良「ふ、ふん……またそうやって、からかうついでに照れさせようとしてるくせにっ」
晴「そんなんじゃない。ホントの気持ちだって」
星良「むぅ……」
晴「だから今日も、ちゃんとお祝いしたいんだよ。２人っきりで」
星良「……うん」
晴「……で、どう、ちょっとは照れた？」
星良「えっ……！」
晴「ふふっ、ははははっ」
星良「んも～っ！　なんなのよぉ、ばかばかっ！」
晴「あははっ、悪かったって」
星良「ふん……ま、別にいいけどね」
晴「え……？」
星良「結局こうやって、自分でも照れ隠ししなきゃ、そういうこと言えないんだもんね～」
晴「なっ……ちょ、そういうわけじゃないぞ……っ」
星良「はいはい、わかってるわかってる～」
晴「くっ……」
星良「ほ～ら、もうそんなの、どうでもいいからっ……！」
晴「わっ、おい、ちょっと……急にくっついてきたら、びっくりするだろ……」
星良「ちゃんとお祝い、してくれるんでしょ？」
晴「……おう、勿論」
星良「ふふっ♪」
晴「誕生日おめでとう、星良。やっぱり、愛してる」
星良「うんっ、やっぱり嬉しい。ありがと、晴っ♡」