先日、ある家电量贩店で、
USBメモリを见ていると、
「あのちょっとよろしいでしょうか？」
年配の穏やかそうな女性に声をかけられた。
「はい。何でしょう？」
「実はパソコンのデータを保存したくて…
USBメモリを买いたいのですが…
これは使えるのでしょうか？」
手には、いくつかのUSBメモリが。
「パソコンにUSBが差せるようになっていますか？」
「はい。USBを差してこのまま使えるのか分からなくて…
こんな初歩的な事で店员さんを呼ぶのも悪くて…」
「それなら问题なく使えますよ」
「そうなんですか！でも、2Gのメモリで充分！
と闻いたのですが、4Gがあまりにも安くて、
何かあるんじゃないかって…」
その日、４GのUSBメモリが特売で７５０円になっていた。
「メモリの値段は下がっていますし、
特売だから安いみたいですね」
女性はホッとした様子で笑颜をみせた。
「実は…保存したいのは、
写真ではなくて、文书なんです」
「ええ！？文书で4Gのメモリだったら
何万ページどころか、もの凄い量、保存できますよ」
「そうなんですか！じゃもうこれで充分ですね」
「もう充分です！」
「ありがとうございます！！」
嬉しそうに女性はレジへ向かって行った。
値段が高くても困るし、安くても怪しいと思う。
これって分かる気がします。
不安だった人が、安心して笑颜になるのを见ていると、
こちらもなんだか嬉しくなりまね。