今年7/18,在現代雜誌上刊登了一篇春馬的歌唱老師,斉藤老師,的專訪。總共四回。終於有時間翻譯,我一回一回慢慢翻譯,慢慢分享。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/85225
2021.07.18
三浦春馬さんとの7年…ボイストレーナーが語るキンキーブーツ「ローラ」との出会い
素顔の春馬くん1
俳優の三浦春馬さんが急逝して、7月18日で1年になる。七夕の日には、最後の主演映画『天外者』の特別上映が183館で実現し、ファンがメッセージを伝える企画もある。前向きなムーブメントがある一方、いまだに心の傷が癒えないままのファンも少なくない。ボイストレーナーとして7年、春馬さんを支えた斉藤かおるさんは、「春馬くんは、いつでも夢の実現のために勉強をしていました。なりたい自分になるため、努力していました。なぜ彼が死を選んだかではなく、最後までどう生きたいと願っていたかを知ってほしい」と取材に応じてくださった。うかがった大事なエピソードを4回にわたって紹介する。その第1回は、春馬さんと斉藤さんとの出会い、そして読売演劇大賞杉村春子賞を受賞した当たり役ミュージカル『キンキーブーツ』ローラ役についてお送りする。
(演員三浦春馬突然地離開我們,到7/18日這天就滿一年了。七夕的那天,最後的主演電影『天外者』在183家電影院實現了特別上映,有也很多各種粉絲企劃的傳達思念的活動。一方面雖然有著努力向前的心情,但到現在心中的傷痕還未癒合的粉絲也不少。以身為他的聲音訓練師七年的身份,一直支持著春馬桑的斉藤かおる老師說「春馬君不管何時總是在為了實現夢想而努力。為了成為想要成為的自己,努力著。不是想問為什麼他最後做了那樣的選擇,而是想要讓大家知道他到最後是想要怎麼去活的。」因此而答應接受這次採訪。採訪裡聽到的珍貴的故事分成四回來介紹。這第一回是春馬桑和斉藤桑的相遇,然後還有關於獲得讀賣演劇大獎的衫村春子獎的長靴皇后裡的蘿拉這個角色。)
斉藤かおる ボイストレーナー・ボイスペダゴーグ。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。子供の頃から童謡歌手として活躍。NHK教育番組の「うたのおねえさん」を務めた。その後、発声に特化した指導をスタート。歌だけではなく、声に関することならどんなことでも指導する。生徒の9割は、俳優や歌手などのプロだという。
(斉藤老師簡介。略。)
ミュージカルへの夢…先生を探して(往音樂劇界前進的夢想。。。尋找指導老師)
春馬さんが斉藤さんのところにやってきたのは、劇団☆新感線のミュージカル『ZIPANG PUNK 五右衛門ロックlll』に出演した少し後だった。筆者は昨年、この作品の映画版を鑑賞した。春馬さんは輝く笑顔で、歌って踊って殺陣もこなし、大活躍。古田新太さんや蒼井優さんといった共演者も、豪華だ。
(春馬桑到斉藤桑這裡來接受指導是在參加了心感線劇團的音樂劇『ZIPANG PUNK 五右衛門ロックlll』之後不久的事情。筆者去年看了這個作品的電影播放版。春馬桑帶著閃閃發亮的笑容,又唱又跳還有殺陣場面,在本劇中非常活躍。共演者有古田新太桑和蒼井優桑等等,非常豪華的陣容。)
「五右衛門ロックは、芸能人生で大きな転機の一つだったようです。2013年に五右衛門ロックが終わったあと、春馬くんはニューヨークに行っています。そこでのちに演じた、『キンキーブーツ』のドラアグクイーン・ローラとの出会いがあったのでしょう」(斉藤さん)
((斉藤桑說)「五右衛門ロック似乎是他的演藝生涯中很大的轉機之一。2013年五右衛門ロック結束之後,春馬君去了紐約。在那裡跟他後來演出的『長靴皇后』裏的異裝皇后蘿拉相遇了不是嗎?」)
ミュージカルをやってみたい、という気持ちが芽生え、春馬さんは、五右衛門ロックで共演して意気投合した浦井健治さんに、歌の先生の紹介を頼んだ。浦井さんは、史上二番目の若さで読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞した実力の持ち主で、斉藤さんが指導していた。
(萌生了想要試試看演出舞台劇的想法的春馬桑請在五右衛門ロック裏共演時氣味相投的浦井健治桑介紹歌唱老師。有著史上第二年輕的讀賣演劇大賞的最優秀男演員獎受獎經驗的浦井桑就是由斉藤老師指導的。)
期待と不安が溢れ出ていた(滿溢出的期待和不安)
「初めて会った時、23歳の春馬くんは、キラキラの芸能人オーラがありました。普段はテレビをあまり見ない私でも、2006年に春馬くんが出演したテレビドラマ『14才の母』は知っていて、CMもいっぱいやっている人気俳優という認識でした。
初回レッスンの春馬くんは、反抗期の少年のような不機嫌さが全面に出ていました。後に理解しましたが、レッスンへの期待と自分への不安があまりに大きくなって、それが全身に溢れ出たものでした」
(「第一次見面的時候,23歲的春馬有著閃閃發亮的藝人光環。連平常不太看電視的我也在2006年因為春馬君演出的電視劇『14歲的母親』知道了他,也知道他是演出許多廣告的人氣演員。
第一次上課的春馬君,完全露出了像是反抗期的青少年那樣心情不好的一面。後來我理解了,那是因為對歌唱課的期待還有對自己的不安太大了,所以那樣的情緒從全身流露出來了。)
斉藤さんは、自身のホームページは持っていない。レッスンは、紹介制だという。
「春馬くんは、自分が素敵だと感じた俳優仲間たちに、『どうやってミュージカルの勉強をしたらいい?』『歌の先生はいない?』と聞いて回ったのではないかと思います。
アーティストは、自分の先生はあまり紹介したくないもの。ライバルに、メソッドを知られてしまいます。浦井くんは『いいよ、春馬は才能が別格だから』と紹介してきました。春馬くんはとても忙しく、時間のない中での練習のやり方をどうしても知りたかったし、浦井くんのような声の表現の世界に魅せられていたのでしょう」
(斉藤桑沒有自己的網站。他的學生都是介紹進來的。
「我想,春馬君大概是到處問了自己覺得很棒的演員同儕『怎麼樣學習音樂劇呢?』『有好的歌唱老師嗎?』藝人通常不太把自己的老師介紹給別人的。會讓對手知道了自己的方法。浦井君卻說『好啊,因為春馬的才能是特別的/與眾不同的』把我介紹給他。春馬君非常忙碌,不但無論如何都想知道在沒有什麼時間的狀況下的練習方法,但大概也因為對浦井君那樣的聲音所表現的世界感到很有魅力吧。」)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/85225
2021.07.18
三浦春馬さんとの7年…ボイストレーナーが語るキンキーブーツ「ローラ」との出会い
素顔の春馬くん1
俳優の三浦春馬さんが急逝して、7月18日で1年になる。七夕の日には、最後の主演映画『天外者』の特別上映が183館で実現し、ファンがメッセージを伝える企画もある。前向きなムーブメントがある一方、いまだに心の傷が癒えないままのファンも少なくない。ボイストレーナーとして7年、春馬さんを支えた斉藤かおるさんは、「春馬くんは、いつでも夢の実現のために勉強をしていました。なりたい自分になるため、努力していました。なぜ彼が死を選んだかではなく、最後までどう生きたいと願っていたかを知ってほしい」と取材に応じてくださった。うかがった大事なエピソードを4回にわたって紹介する。その第1回は、春馬さんと斉藤さんとの出会い、そして読売演劇大賞杉村春子賞を受賞した当たり役ミュージカル『キンキーブーツ』ローラ役についてお送りする。
(演員三浦春馬突然地離開我們,到7/18日這天就滿一年了。七夕的那天,最後的主演電影『天外者』在183家電影院實現了特別上映,有也很多各種粉絲企劃的傳達思念的活動。一方面雖然有著努力向前的心情,但到現在心中的傷痕還未癒合的粉絲也不少。以身為他的聲音訓練師七年的身份,一直支持著春馬桑的斉藤かおる老師說「春馬君不管何時總是在為了實現夢想而努力。為了成為想要成為的自己,努力著。不是想問為什麼他最後做了那樣的選擇,而是想要讓大家知道他到最後是想要怎麼去活的。」因此而答應接受這次採訪。採訪裡聽到的珍貴的故事分成四回來介紹。這第一回是春馬桑和斉藤桑的相遇,然後還有關於獲得讀賣演劇大獎的衫村春子獎的長靴皇后裡的蘿拉這個角色。)
斉藤かおる ボイストレーナー・ボイスペダゴーグ。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。子供の頃から童謡歌手として活躍。NHK教育番組の「うたのおねえさん」を務めた。その後、発声に特化した指導をスタート。歌だけではなく、声に関することならどんなことでも指導する。生徒の9割は、俳優や歌手などのプロだという。
(斉藤老師簡介。略。)
ミュージカルへの夢…先生を探して(往音樂劇界前進的夢想。。。尋找指導老師)
春馬さんが斉藤さんのところにやってきたのは、劇団☆新感線のミュージカル『ZIPANG PUNK 五右衛門ロックlll』に出演した少し後だった。筆者は昨年、この作品の映画版を鑑賞した。春馬さんは輝く笑顔で、歌って踊って殺陣もこなし、大活躍。古田新太さんや蒼井優さんといった共演者も、豪華だ。
(春馬桑到斉藤桑這裡來接受指導是在參加了心感線劇團的音樂劇『ZIPANG PUNK 五右衛門ロックlll』之後不久的事情。筆者去年看了這個作品的電影播放版。春馬桑帶著閃閃發亮的笑容,又唱又跳還有殺陣場面,在本劇中非常活躍。共演者有古田新太桑和蒼井優桑等等,非常豪華的陣容。)
「五右衛門ロックは、芸能人生で大きな転機の一つだったようです。2013年に五右衛門ロックが終わったあと、春馬くんはニューヨークに行っています。そこでのちに演じた、『キンキーブーツ』のドラアグクイーン・ローラとの出会いがあったのでしょう」(斉藤さん)
((斉藤桑說)「五右衛門ロック似乎是他的演藝生涯中很大的轉機之一。2013年五右衛門ロック結束之後,春馬君去了紐約。在那裡跟他後來演出的『長靴皇后』裏的異裝皇后蘿拉相遇了不是嗎?」)
ミュージカルをやってみたい、という気持ちが芽生え、春馬さんは、五右衛門ロックで共演して意気投合した浦井健治さんに、歌の先生の紹介を頼んだ。浦井さんは、史上二番目の若さで読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞した実力の持ち主で、斉藤さんが指導していた。
(萌生了想要試試看演出舞台劇的想法的春馬桑請在五右衛門ロック裏共演時氣味相投的浦井健治桑介紹歌唱老師。有著史上第二年輕的讀賣演劇大賞的最優秀男演員獎受獎經驗的浦井桑就是由斉藤老師指導的。)
期待と不安が溢れ出ていた(滿溢出的期待和不安)
「初めて会った時、23歳の春馬くんは、キラキラの芸能人オーラがありました。普段はテレビをあまり見ない私でも、2006年に春馬くんが出演したテレビドラマ『14才の母』は知っていて、CMもいっぱいやっている人気俳優という認識でした。
初回レッスンの春馬くんは、反抗期の少年のような不機嫌さが全面に出ていました。後に理解しましたが、レッスンへの期待と自分への不安があまりに大きくなって、それが全身に溢れ出たものでした」
(「第一次見面的時候,23歲的春馬有著閃閃發亮的藝人光環。連平常不太看電視的我也在2006年因為春馬君演出的電視劇『14歲的母親』知道了他,也知道他是演出許多廣告的人氣演員。
第一次上課的春馬君,完全露出了像是反抗期的青少年那樣心情不好的一面。後來我理解了,那是因為對歌唱課的期待還有對自己的不安太大了,所以那樣的情緒從全身流露出來了。)
斉藤さんは、自身のホームページは持っていない。レッスンは、紹介制だという。
「春馬くんは、自分が素敵だと感じた俳優仲間たちに、『どうやってミュージカルの勉強をしたらいい?』『歌の先生はいない?』と聞いて回ったのではないかと思います。
アーティストは、自分の先生はあまり紹介したくないもの。ライバルに、メソッドを知られてしまいます。浦井くんは『いいよ、春馬は才能が別格だから』と紹介してきました。春馬くんはとても忙しく、時間のない中での練習のやり方をどうしても知りたかったし、浦井くんのような声の表現の世界に魅せられていたのでしょう」
(斉藤桑沒有自己的網站。他的學生都是介紹進來的。
「我想,春馬君大概是到處問了自己覺得很棒的演員同儕『怎麼樣學習音樂劇呢?』『有好的歌唱老師嗎?』藝人通常不太把自己的老師介紹給別人的。會讓對手知道了自己的方法。浦井君卻說『好啊,因為春馬的才能是特別的/與眾不同的』把我介紹給他。春馬君非常忙碌,不但無論如何都想知道在沒有什麼時間的狀況下的練習方法,但大概也因為對浦井君那樣的聲音所表現的世界感到很有魅力吧。」)