愛子さまの成年にあたって、愛子さまが通われた学習院女子中等科と高等科の教員が、記者から事前に寄せられた質問に文書で回答しました。その全文です。
【問1】
愛子さまはどのようなお子さまだったでしょうか。在学中で特に印象深かった思い出について具体的なエピソードを交えてお聞かせください。
困難も含めて様々な出来事があったかと思いますが、愛子さまはクラスメートやお友達とともに、どのように取り組まれたでしょうか。
こうした様々な出来事を通しての愛子さまの印象、人柄についてどう思われましたか。
【答】
週番(クラス当番)の仕事の際には誠実に取り組まれ、日誌に詳しく授業の様子などを綴っていらっしゃいました。
現代文の授業の感想では人生は有限だということを再認識され時間は戻らないものなので今を充実させたいということ、休み時間に学内で販売されている「ごきげんよう弁当」を注文して楽しみにしていること、高3になるまで無欠席であった友人の急な欠席を非常に心配していることなど、お人柄が伺える記述が思い出されます。
(高3のクラスを担当した教員)
何事にも丁寧に取り組み、努力なさっていました。
お友達思いで、たくさんのご友人と充実した学校生活を送っていらっしゃいました。
純粋で明るく素直で誠実な方です。
(高3のクラスを担当した教員)
体育が大変お好きでいらっしゃいました。
特にバスケットボール、テニス、バドミントン、バレーボール、ソフトボールは毎回授業後にお友達と残り、休み時間にも練習なさっていました。
体育教員も参加したミニゲームも本当に楽しそうにされていました。
得意のソフトボールではチームのリーダーとなり、ゲーム前の練習からゲームのコントロールまでなさっていました。
テニスでは、丁寧にサーブとストロークの練習をしていらっしゃいました。
(高校の体育を担当した教員)