🇯🇵SIer(エスアイヤー)とは?
SIer(エスアイヤー)はITシステム開発を請け負う企業
SIerの読み方は「エスアイヤー」で、和製英語です。
正しい英語では「System Integrator(システムインテグレータ)」、または略して「SI(エスアイ)」と言います。
システムインテグレータは、ITシステムで課題解決を検討している企業に対し、どのようなシステムが必要かをコンサルティングし、企画に起こし、設計、開発、導入から実装後の保守運用までを一気通貫して担う企業のことです。
または、顧客の要望に応じてITシステム開発や導入サポートを請け負う事業自体をSIerと呼称することもあります。
⭕️SIerの種類は大きく分けて4つ
SIerには親会社を持つタイプと持たないタイプがあります。
親会社を持つタイプでも「PCメーカーからの独立」「一般企業からの独立」「海外企業からの独立」の3種類に分かれます。
SIerの種類を4つに分類すると、以下の通りです。
1️⃣メーカー系SIer
メーカー系SIerは親会社を持つタイプのSIerです。主にパソコンやネットワーク関連機器のようなハードウェア製品を扱う企業から、システム開発部門が独立した形の企業がメーカー系SIerに該当します。例えば日立製作所やNECのような大手ハードウェアメーカーを親会社に持つシステム系子会社であり、親会社をはじめグループ会社のシステム開発が主な事業です。
2️⃣ユーザー系SIer
ユーザー系SIerは親会社を持つタイプのSIerです。メーカーが開発したシステムや製品を使うユーザー側である、一般企業を親会社とする企業がユーザー系SIerに該当します。主に一般企業からIT部門が独立した形の企業であり、親会社だけでなく外部企業の案件にも携わります。例えばNTTSCデータやSCSKのような通信業界のほか、野村総研や日本総研などの金融業界、伊藤忠や丸紅のような商社といったさまざまな業界のシステムを担うため、幅広い開発実績を誇る点が特徴です。
3️⃣独立系SIer
特定の親会社を持たず、システムインテグレーション事業を行うために立ち上げられた企業が独立系SIerに該当します。SRAやオービック、大塚商会などは独立系SIer企業です。親会社を持たないため、はじめから安定的な案件の共有があるわけではありません。しかしその分、親会社の意向や使用システムなどにとらわれない自由度の高さが特徴です。顧客の要望に寄り添った開発ができる点が魅力だといえるでしょう。
4️⃣外資系SIer
外資系SIerは海外企業を親会社を持つタイプのSIerです。世界でひろく事業展開を行うIT企業の日本法人として立ち上げられた企業が該当します。日本オラクル、日本アイ・ビー・エム、アクセンチュアなどが外資系SIer企業の代表例です。事業内容によって、コンサルティングファームがSI部門を立ち上げた形の「コンサルティング系」、ERP導入を専門とする「ソフトウェア系」、既存のハードウェアを活用しつつソフトウェアやシステム開発を提供する「ハードウェア系」に分類されます。

SIer(エスアイヤー)はITシステム開発を請け負う企業
SIerの読み方は「エスアイヤー」で、和製英語です。
正しい英語では「System Integrator(システムインテグレータ)」、または略して「SI(エスアイ)」と言います。
システムインテグレータは、ITシステムで課題解決を検討している企業に対し、どのようなシステムが必要かをコンサルティングし、企画に起こし、設計、開発、導入から実装後の保守運用までを一気通貫して担う企業のことです。
または、顧客の要望に応じてITシステム開発や導入サポートを請け負う事業自体をSIerと呼称することもあります。
⭕️SIerの種類は大きく分けて4つ
SIerには親会社を持つタイプと持たないタイプがあります。
親会社を持つタイプでも「PCメーカーからの独立」「一般企業からの独立」「海外企業からの独立」の3種類に分かれます。
SIerの種類を4つに分類すると、以下の通りです。
1️⃣メーカー系SIer
メーカー系SIerは親会社を持つタイプのSIerです。主にパソコンやネットワーク関連機器のようなハードウェア製品を扱う企業から、システム開発部門が独立した形の企業がメーカー系SIerに該当します。例えば日立製作所やNECのような大手ハードウェアメーカーを親会社に持つシステム系子会社であり、親会社をはじめグループ会社のシステム開発が主な事業です。
2️⃣ユーザー系SIer
ユーザー系SIerは親会社を持つタイプのSIerです。メーカーが開発したシステムや製品を使うユーザー側である、一般企業を親会社とする企業がユーザー系SIerに該当します。主に一般企業からIT部門が独立した形の企業であり、親会社だけでなく外部企業の案件にも携わります。例えばNTTSCデータやSCSKのような通信業界のほか、野村総研や日本総研などの金融業界、伊藤忠や丸紅のような商社といったさまざまな業界のシステムを担うため、幅広い開発実績を誇る点が特徴です。
3️⃣独立系SIer
特定の親会社を持たず、システムインテグレーション事業を行うために立ち上げられた企業が独立系SIerに該当します。SRAやオービック、大塚商会などは独立系SIer企業です。親会社を持たないため、はじめから安定的な案件の共有があるわけではありません。しかしその分、親会社の意向や使用システムなどにとらわれない自由度の高さが特徴です。顧客の要望に寄り添った開発ができる点が魅力だといえるでしょう。
4️⃣外資系SIer
外資系SIerは海外企業を親会社を持つタイプのSIerです。世界でひろく事業展開を行うIT企業の日本法人として立ち上げられた企業が該当します。日本オラクル、日本アイ・ビー・エム、アクセンチュアなどが外資系SIer企業の代表例です。事業内容によって、コンサルティングファームがSI部門を立ち上げた形の「コンサルティング系」、ERP導入を専門とする「ソフトウェア系」、既存のハードウェアを活用しつつソフトウェアやシステム開発を提供する「ハードウェア系」に分類されます。
