追忆と忘却の波に、踵を委ねては
将脚步委於追忆与遗忘的浪涛
真っ新（さら）な安らぎを、あてもなく求めて
便开始胡乱追求著全新的安逸

旅人を気取る足取りは、どこからか流れる
以旅人自居的脚步是自何方流来
钟の音に向かうも、やがて膝をつき崩れる
就算朝钟声的方向行去，到最后双膝也崩溃粉碎

お互いの瞬きが、闻こえるくらいの距离なのに、いつの间にか
彼此间的眼神闪烁，明就身在可听见的距离内
幕は下りて、乾いた拍手が鸣り响く
在不知不觉间便已落幕，响起乾涸的拍手声

朝露で目覚めを迎え、黄昏を见送る
在朝露中迎接醒来，送走黄昏
あっけない歳月は、足迹さえ遗せず
乏味的岁月，连足迹也留不下

琥珀色に染まる言の叶を、いくら纺ぎ出しても、小鸟の羽音には、やはり敌わないのだろう
染上琥珀色的言语之叶，无论编织出多少，也果然是敌不过小鸟的振翅声吧

粗筋も结末も、暧昧な舞台に立ち尽くす
无论梗概或结尾，皆始终伫立於暧昧舞台之上
それでもまた、幕は上がる、谁かと手をとり、踊りだす
即使如此，幕再度揭开，与谁牵起手，开始起舞

それぞれが辿り着いた、未开の荒野は、かつて目指してた、理想郷となり
各自摸索而抵达的未开拓荒野，化为曾以其为目标的理想乡
儚く萌ゆる花も、情热も罪も、生まれ変わるのでしょう、おとぎ话に
虚幻的含苞花朵，或热情或罪孽，都会转世重生吧，在童话之中