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Cinema Factory 20071027
完成会見
小栗 旬、やべきょうすけ、黒木メイサ、高岡蒼甫、山田孝之、山本又一朗(プロデューサー)、高橋ヒロシ(原作者)、三池崇史監督

カリスマ的人気を誇る高橋ヒロシのコミック「クローズ」が、オリジナル・ストーリーで待望の映画化! 熱き男たちのバイブルを映画『クローズ ZERO』として送り出したのは、世界が注目する鬼才・三池崇史監督。
 9月26日(水)、都内で完成会見が開かれ、監督をはじめ、小栗 旬、やべきょうすけ、黒木メイサ、高岡蒼甫、山田孝之という豪華キャスト陣と山本又一朗プロデューサー、原作者の高橋ヒロシが顔を揃え、完成したばかりの映画について熱く語った。
-----三池監督、まずはご挨拶をお願いします。
三池崇史監督:本作が完成しまして、このような会見を開く機会をいただき、皆様にこうして集まっていただけたことを非常にうれしく思っております。『クローズ ZERO』、ぜひ皆さんのお力で応援のほど、よろしくお願いいたします。
-----三池監督は日本一忙しい監督と言われていますが、今回のオファーを引き受けた理由はどんなところにあったのでしょうか?
三池崇史監督:「クローズ」ですからね。男ならやるでしょう(笑)。僕は「ガキデカ」世代ですが、若い役者たちと現場で接していると、ここ 10年くらい、みんなが「クローズ」のことを話題にしていたので、原作を読ませてもらいました。まさか、監督をすることになるとは思っていませんでしたが。
-----こちらにいらっしゃるキャストの皆さんを演出されてみて、いかがでしたか?
三池崇史監督:大人ですよ、みんな。彼らを撮っていてうれしいんですよね。何故うれしいのか分からないんですけど。体力的にはみんな大変だったと思いますけど、その大変さも楽しんで撮っていた感じです。それがそのまま映画の力になっていると思います。
-----撮影を振り返ってみて、何か印象に残っていることはありますか?
三池崇史監督:いろいろなことがありましたが、撮影は大阪、関西方面だったので合宿のように一緒に寝泊まりして、近所の焼肉屋にみんなで食べに行ったり、独特な雰囲気がありましたね。もし東京で撮っていれば、夜にはプライベートに戻って、朝また現場に来て役に入って……ということになりますから、全く違う作品になっていたと思います。
-----高橋さん、連載中から多数の映画化オファーがあったにも関わらず、ずっと断っていらしたとお聞きしています。このたび完成した映画をご覧になって、どのような感想をお持ちですか?
高橋ヒロシ:原作をそのまま作品にするのではなく、一度壊して、まさに“ZERO”にして三池版「クローズ」を見せてほしいとお願いしたんですが、本当にその通りのカッコいい映画になっていました。
-----ご自身の原作の要素は感じられましたか?
高橋ヒロシ:もちろんです。大事な「クローズ」の要素はちゃんと伝わってきました。完璧です。
-----では、満足されたんですね?
高橋ヒロシ:はい(笑)!
-----主演の小栗さん、本作の撮影に入る前はTVドラマ「花より男子」で美青年を演じていらっしゃいましたが、それとはガラリとイメージが違う不良役で、今回はどのように役作りされましたか?
小栗 旬:役作り……どうしましたかね(笑)。ちょっと右と左のこめかみの辺りの毛を剃ってみました(笑)。もちろん、監督と相談してですが。


IP属地:日本308楼2023-11-06 12:40
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    -----原作はもともと読まれていたのですか?
    小栗 旬:はい、大好きでした!
    -----演じられた源治とご自身との共通点はありますか?
    小栗 旬:勝手なところと、我がままなところがちゃんとリンクしていたと思います。演じやすかったです。
    -----ご自身とは違って、カッコいいなと思われたところは?
    小栗 旬:いや、むちゃくちゃカッコいいですよ、ホント。僕が憧れていたけどなれなかった高校生像を体現できたことは、やっぱり気持ちよかったですし、すごく楽しかったです。
    -----今回はかなりリアルなアクション・シーンもたくさんありましたが、相当ハードなトレーニングをされたのでしょうか?
    小栗 旬:そうですね。アクション監督の辻井啓伺さんに付いていただいて、パンチから始まりキックまで教えていただきました。あとはケンカなので、ギリギリで避けたり、ギリギリで殴ったり……とそんな感じでしたね。もちろん、手順はあるんですが、今回は格好良いアクションではなく、リアルなケンカに見えるようにしようと努めました。でも、途中でどうしてもこなれてしまうところがあって、そのバランスを取るのが大変でしたね。
    -----他に大変なことはありましたか?
    小栗 旬:基本的に痛いのが嫌いなんですが、毎日痛かったです。それから、すぐに許してくれる監督ではないので、毎日怒鳴られていました(笑)。
    三池崇史監督:小栗! そんなんじゃないだろう(笑)!
    小栗 旬:嘘です(笑)。
    -----撮影を振り返って、いかがですか?
    小栗 旬:本当にただただ毎日、がむしゃらに生きさせてもらったなと思います。1ヵ月半~2ヵ月弱、久しぶりに体の奥から震えが来るような毎日を過ごさせてもらいました。
    -----完成した映画をご覧になっていかがでしたか?
    小栗 旬:本当に良い映画が出来たと思いますし、それぞれのキャラクターがすごく活きていました。とにかく、こんなにカッコ良い山田孝之は初めて観たという感じです(笑)。
    -----やべさん、ご挨拶をお願いいたします。
    やべきょうすけ:皆様、はじめまして。この世界に入って17年になるんですが、このように華やかな舞台に立ったのは初めてで、隣の高橋さんより緊張しております(笑)。控え室でだいぶしゃべったため、喉の調子が悪くなってしまいましたが、よろしくお願いいたします(笑)。
    -----やべさんは原作者の高橋さんと親交がおありで、高橋さん曰く「原作者よりも『クローズ』を愛している」ということですが、その愛する「クローズ」のメイン・キャストに抜擢されていかがですか?
    やべきょうすけ:感無量です。
    -----実際に演じられていかがでしたか?
    やべきょうすけ:原作者である高橋さんから許可をいただけて、まず非常にうれしかったんですが、何せ多くのファンを持つ原作なので、「やべより俺のほうが(「クローズ」を)愛している」といったイタズラ電話がかかってきて辛かったです(笑)! 撮影自体は、素晴らしいキャストとスタッフの方々に出会えたことが本当にうれしくて、2ヵ月間、あっという間の撮影でした。4月に撮影に入って、それからわずか半年足らずで公開にまで持って行くことができたのも、皆様方のお力添えがあったからこそだと感謝の気持ちでいっぱいです。……あれ、ちょっと優等生すぎる感じですか(笑)?
    -----やべさんは皆さんから兄貴的存在として慕われていたと伺っていますが、撮影現場での思い出は?
    やべきょうすけ:まず、今回の会見の進行表をいただいたのですが、「下ネタはNG」と書かれてありました。でも、僕はそういう下ネタが大好きなんですよね(笑)。大阪で撮影していたときの役者たちの夜の様子を暴露していいのかどうかすごく迷っているんですけど、自爆してしまいそうなのでここでは止めておきます(笑)。
     毎日撮影が終わると疲労困憊してましたが、設定は高校生でも実際は皆さん20歳以上ですから、ホテルの自動販売機でレモンサワーを1本ずつ買ってきて、小栗君の命名ですが「レモンサワーの会」と称して、夜な夜な誰かの部屋に行って、今日の撮影を振り返ったり、「明日の撮影はこうしたい」だとか、常に「これで良かったんだろうか? これはどう伝わるだろう?」と、皆で話し合いをしていました。正直、これだけ熱い人たちに出会えると思っていなかったので、うれしかったです。……もうちょっと話して大丈夫(笑)? ただ、山田君だけは参加してくれなくて、いつも携帯電話で誰かと話していたので、誰と話しているのか気になりましたけれども(笑)。そんな感じで、現場以外でも、敢えて敵対するチームごとに分かれて距離を取ったりしながら、常に作品のことを考えて過ごした2ヵ月間だったなと思います。
    -----黒木さん、実は原作には女性のキャラクターがほとんど出てきませんが、原作を読んだことはありましたか?
    黒木メイサ:はい。姉が原作をすごく好きだったので、その影響で私も小学生くらいのときに読んでいました。私は坊屋春道(「クローズ」の主人公)がすごく好きで、彼は私の理想の男性なので、かなり影響されていますね。
    -----源治はいかがですか?
    黒木メイサ:私が好きなのは坊屋なので(笑)。
    -----「クローズ」史上、初めて登場した女性キャラクターを演じてみていかがでしたか?
    黒木メイサ:男性同士の友情や関係性に憧れを持って見ていましたので、男性同士の間柄は邪魔したくないなとずっと思っていて、うまい具合にその間に入っていけたら良いなとは考えていました。
    -----映画の中で、2曲披露されていますが、歌を披露するのは今回の映画が初めてですよね?
    黒木メイサ:はい、そうです。今までにないヘンな緊張がありましたけれども、現場にいた方たちも一緒に音楽にノッてくださったので、楽しくやれました。
    -----高岡さん、ご挨拶をお願いいたします。
    高岡蒼甫:原作が本当に好きだったので、それが映画になり、また、出させていただけたことにすごく幸せを感じています。
    -----どういったところがお好きなんですか?
    高岡蒼甫:一番は、不良といっても、良いワルと悪いワルがいると思うんですが、「クローズ」には良いワルしか出てこないところですね。中には屈折したワルも出てきますが、拳を交えることで良いワルになっていく、良い方向に変わっていきます。キャラクターとしてはみんな好きです。決して不良を肯定していない作品だと思いますね。
    -----どのような想いで演じられましたか?
    高岡蒼甫:原作を忘れていいんじゃないかと思ったこともあるんですが、やっぱり原作への思い入れが強かったので、そこを崩したくなかったということと、「クローズ」の世界を大事にしたいということでしたね。「クローズ」ファンの方が観ても、「あぁ、『クローズ』だね」と言ってもらいたいと思ったんですが、実際にそうできているかどうかは分かりません。
    -----撮影は大変だったようですが、印象に残っていることはありますか?
    高岡蒼甫:ケンカのシーンが全て雨のシーンだったんですが、ブーツを履いていたので、時間が経つにつれて靴に水がたまって重くなってしまい、重りをつけて蹴っているような感じになって、足が上がらなくなってしまったんです。だから、もう少しストレッチをしておけば良かったなと思っています (笑)。
     アクション・シーンの多かった(小栗)旬君と(山田)孝之君は、本当に大変だったと思います。僕はそんなにアクションはなかったほうなので。
    -----オフの日も皆さんと仲良くされていたそうですが、どのようなことをして過ごされていたのですか?
    高岡蒼甫:大阪にいたので、行ける所は行こうと、みなみや通天閣、甲子園のほうまで行っちゃったりもしました。エキスポランド、太陽の塔にも行きました。何をしに行っていたのかな……(笑)。
    小栗 旬:僕、ジェットコースターに乗れないんですが、「ジェットコースターに乗れ」と言われて、「本当に無理」と言ったら、高橋努君と(高岡)蒼甫君の二人が「あ~あ、そんなヤツについていけないな。明日から誰をトップとしてやっていけばいいんだろう」と後ろからボソボソ言ってて、結局乗せられたんですよ(笑)。
    高岡蒼甫:そういう作り話を……(笑)。それでは僕らがいじめているみたいじゃないですか(笑)。
    小栗 旬:完全にいじめですよ(笑)。
    -----実際にジェットコースターに乗って大丈夫でしたか?
    小栗 旬:……はい、大丈夫でした(笑)。でも、変な声が出てしまいました(笑)。
    -----山田さん、これまでは繊細なイメージの青年役が多かったと思いますが、今回は全然違う役で、役に惚れ込んだとお聞きしましたが、実際に演じてみていかがでしたか?
    山田孝之:いや~、楽しかったですね。すげーカッコいいし、めちゃくちゃだし、とても楽しめました。
    -----芹沢のどういうところに惚れ込みましたか?
    山田孝之:強いところも魅力的だし、仲間を想う気持ちなどもカッコいいし、全体的に良いと思います。
    -----アクション・シーンもかなり練習されたと思いますが、初めてアクションに挑んで、強く見せるためにいろいろと気を遣いましたか?
    山田孝之:そうですね、すごく気を遣いました。みんながケンカする中で、芹沢がダントツに強いんだと見せるためにはどうしたら良いのかを考えまして、殴ったら3メートルくらい飛ぶとか、蹴ったら5メートルくらい滑っていくとかいろいろとやってもらったんですが、それ以外にも出来たことは、その中にいても1人だけ余裕があるというところを見せるしかないかなと思ったんで、あんなふざけた感じの半目でいました。
    -----アクション・シーンのために、本格的に体作りをされたとか?
    山田孝之:しましたね。みんな、してましたよ。焼肉ばかり食べていたので、筋肉と脂肪をつけてとにかくデカくなることを考えていました(笑)。
    -----三池監督の映画は初めてですが、三池組はいかがでしたか?
    山田孝之:すごく楽しかったですけど、最初は自由すぎて不安になりました。今までそういう環境にいなかったので。言いづらい台詞があったときに、「監督、この台詞がちょっと言いづらいんですけれど……」と言ったら、「じゃあ、なしで」と(笑)。で、「代わりに何を言えばいいですか?」と聞いたら、「好きなように」とおっしゃって。全てを役者に託してくれるというのはすごくありがたいことで楽しいんですけど、それに慣れるまで何をしたらいいのか、何を求められているのか考えてしまいました。
    -----ご自分で考えられた台詞を教えていただけますか?
    山田孝之:「貧乏人は強ぇぞ」(笑)。小栗君が「貧乏人!」と言ってきたので、とっさに……(笑)。基本的に今回はみんな、ほとんどアドリブでした。小栗君なんて台本読んでないですから(笑)。
    小栗 旬:いやいや、めちゃくちゃ読みました(笑)。ただ、監督から「その瞬間に言いたければ言えば良いし、言いたくなければ言わなくて良い」と言われたので、はい(笑)。


    IP属地:日本309楼2023-11-06 12:43
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      ------山本プロデューサー、ご挨拶をお願いいたします。
      山本又一朗:ちょうど昨年の春に高橋ヒロシさんが書かれた「クローズ」を2日半で読破しまして、大変に感銘を受けました。何とか映画化したいと試行錯誤しまして、もちろん、最初に出版元の秋田書店さんにご相談しに行ったんですが、「絶対に映画化されることはないでしょう。原作者はそういう話を聞く気もないし、あなたに会う意思もありません」と言われましたから、そこから相当なドラマがあったということは想像できると思います。
       それから夏になりまして、そこに座っているやべきょうすけが、情熱を持って高橋さんと映画の話をして、高橋さんも「もし万が一、映画化するようなことがあれば、やべ君と」とおっしゃっているという話を聞きまして、「1回会わせてくれないか」と、やべさんと一緒にお会いする機会をいただきました。高橋さんはオープンに何でも気さくに話をしてくださいましたが、「これを映画化するのは難しいのではないか」とおっしゃいました。もちろん、それまでにメジャー各社、プロデューサーたちが、映画化したいとお願いに上がっておりましたから、私のほうでも簡単に映画化させていただけるとは思っておりませんでしたが、とにかく「情熱はありますから」という少年っぽいアプローチも出来ないですし、やべ君と「この作品をもっと深く理解したい。この作品を映画化するということはどういうことなのか」とじっくり話し合いました。まして、この映画を大きなものにするとなると当然、出資していただく会社や、大きな宣伝力を持った方々に参加していただくことが望ましいわけです。
       かつて『ビー・バップ・ハイスクール』という不良映画がありましたが、そういう系統の作品を、果たして大手の会社がメジャーな作品として受け入れてくれるのだろうか、いじめや校内暴力が問題となっている時代にあって、こういう映画を作ることができるのだろうか、と考えたりもしました。でも、原作に戻ってみると、この中では弱い者いじめをする者など一人もいないんですね。みんな、自分より強いヤツに向かっていくんですよ。高校時代は金もなければ地位も関係ありませんから、自分がどのぐらいの人間なのか、どのくらいの価値を持っているのか、どのくらいの人生を生きられるのかを模索しながら、自我の芽生えた少年たちが損得なしで、自分の居場所を鉄拳一つに求めた生き様が描かれているわけですから、悪かろうわけがないんです。
       いじめとは無関係の世界がそこにあると確信し、原作の権利も取れていない段階でしたが、TBSの映画の企画担当である濱名一哉氏に「ぜひこの映画を大きなものにしたい」と話をしました。でも環境がきちんと整って、こういう映画をこういう風に作るんだという見通しを立てることによって、ようやく映画化が実現していくわけです。映画プロデューサーは時に力技を使う必要があります。大勢の読者がついている原作の権利をいただいた後に、きちんと展開できるかどうかが重要なのです。そんないきさつを経て、高橋さんとお会いすることができました。そのときも「映画化はしないよ」と言われましたが、朝4時頃まで一緒に酒を飲みながらダーツをして、何もないまま帰ってきました。ですが、「映画化はしない」という結論だったにも関わらず、私とやべ君は脚本のアイデアについて話し始めました。「どうすれば新しく面白い映画を作ることができるんだろう?」と。
       ここにいる方々は一人ひとり、私と非常に関係性の深い方ばかりです。三池監督とはずっと一緒に仕事がしたいと願っていまして、当時は『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』の製作の真っ最中で、そんなときに別の映画の依頼をするのは非常識この上なかったんですが、承諾していただきました。それから、小栗、山田はどうしても揃えたかったんですね。小栗は自分の事務所の役者ですから、昨年の年末に「絶対にこれをやりたいんだ」と話していたのを記憶しています。山田孝之君はずっと仕事をしたいと思っていた一人で、これまでに3回目オファーしていて、今回はまさに彼がやってみたかった仕事ということもあって、3度目の正直にして想いが叶いました。そして、高岡君はモノホンっぽいと言ってはなんですが、この手の高校生ものをやるんだったら彼は絶対に外せないということで、早い段階で打診をしました。やべきょうすけは、まさか詰め襟を着るわけにもいきませんから、「クローズ」の世界観を背負った大人の役をやってもらうことに成功しました。それから、高橋さんの話によりますと、「全シリーズの中で、ひとコマも女性の絵を描いていない。通行人さえも、ウェイトレスでさえも女性はいない。わずかに、ヤスというキャラクターのお姉さんの写真が1枚だけ出ているかもしれない」とおっしゃるので、「どうしてですか?」と訊ねると、「俺、女描くの下手なんだよね……」と(笑)。そういうわけで、本来女性は登場しないわけですが、これは映画ですからもう少し間口を広げて、女性が出てくるというのも良いのではないかなと、紅一点を黒木メイサにやってもらうことになりました。
       今日、ここにはいませんけれども、29歳の武藤将吾という脚本家にたった2ヵ月半で脚本を書き上げてもらいました。彼には死にそうな思いをさせましたけど、おかげで面白い本が出来ましたので、「あとは監督、よろしくお願いいたします」ということで、三池監督に預けてここまでやってきました。面白い作品が出来たと自負しておりますが、ぜひ皆さんのお力をお貸しいただければと思っております。今日は本当にありがとうございました。


      IP属地:日本310楼2023-11-06 12:44
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        ----小栗さん、山田さん、先ほどアクションをギリギリのところでやっていたとおっしゃっていましたが、実際に拳がぶつかったりなどして、本気になってしまったことはありませんでしたか?
        小栗 旬:僕は本当に山田君に殴られました(笑)。それは僕の自業自得でもあります。危ないと思った瞬間には大きな声で「ストップ!」と言おうと散々僕が言っていたんですが、すっかり手を忘れてしまったにも関わらず殴りに行って、それをかわされた結果、強烈なパンチをいただいてしまいました。顔以外は、ほとんどがアザだらけでしたね。
        山田孝之:小栗さんを殴ってしまいました(笑)。小栗君が悪いのが7割、僕が3割というところですかね。基本的に、二人だけじゃなく他の人を相手にするときも、顔以外はある程度入れていこうという流れになってました。ボディは入れられてもそれほど痛くないですし、少し入れられたほうが痛い演技が出来るということでやっていました。
        -----ケンカのシーンの後は、仲直りの握手をしたりなどされていたのでしょうか?
        小栗 旬:仲直りしました(笑)。……というより、もともと仲は悪くないです(笑)。
        山田孝之:仲良しです(笑)。
        一体いつ休んでいるのか……と思えるほど、次から次へと精力的に映画を撮り続けている三池監督。ものすごく大変な撮影だったという前作からすぐに本作に入ったのも、よほどの想いがあったからこそなのだろう。それにしても、誰よりも熱かったのが山本又一朗プロデューサー。これほどの熱弁はめったに聞かれないと思うほどの語り口で、その情熱がひしひしと伝わってきた。これは、それほどに男たちを熱くする“男前”な映画なのだ。
        (文・写真:Maori Matsuura)


        IP属地:日本311楼2023-11-06 12:46
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          東宝映画トピックス 20070927
          【 記者会見 】
          MC:今回の役に惚れ込んだとお聞きしましたが、実際に演じてみていかがでしたか?
          山田孝之さん(芹沢多摩雄役):
          すごく楽しかったですね。すごく格好良いし、めちゃくちゃだし、とても楽しめました。
          MC:芹沢の魅力とは、どんなところなのでしょう?
          山田さん:
          強いところも魅力的だし、仲間を思う気持ちなども格好良いし、全体的に良いと思います。
          MC:アクションシーンが多かったですが、気を使ったことはありますか?
          山田さん:
          すごく気を使いました。皆がケンカする中で、その中でも強く見せるためにはどうしたら良いのかを考えて、殴ったら3メートルほど飛ぶとか、蹴ったら5メートルほど吹っ飛ぶといったこともしてもらったんですが、それ以外にできることは、その中にいても1人だけ余裕があるということかなと思って、あんなふざけた感じの半目でいました。
          MC:撮影のために、体作りなどはされたのでしょうか?
          山田さん:
          皆、してましたね。焼肉ばかり食べていたので、筋肉と脂肪をつけてとにかく大きくなっていました(笑)。
          MC:三池監督とのお仕事はいかがでしたか?
          山田さん:
          最初は自由すぎて不安になりました。言いづらい台詞があった時に、「監督、ここが少し言いづらいんですけれど……」と言ったら、「それなら、その台詞はなしで」と。「え? 代わりの台詞はどうしたら良いですか?」「(山田さんの)好きに」と、すべてを役者に託してくれるんですが、それに慣れるまで何を求められているのか考えてしまいました。
          MC:ご自分で考えられた台詞を教えていただけますか?
          山田さん:
          「貧乏人は強ぇぞ」。小栗君が「貧乏人!」と言ってきたので、とっさに出てきたんですが……(笑)。基本的に、皆アドリブでしたね(笑)。小栗君なんて台本読んでないですから。
          小栗さん:
          いやいや、めちゃくちゃ読みますよ(会場笑)。ただ、監督から「その瞬間に言いたければ言えば良いし、言いたくなければ言わなくて良い」と言われたので、アドリブで。

          <質問に答える小栗さん、山田さん>
          【 マスコミによる質疑応答 】
          Q:実際に拳がぶつかってしまって、本気になってしまうことはありませんでしたか?
          小栗さん:
          僕の自業自得なんですが、山田君に本当に殴られました(笑)。危ないと思った時には「ストップ!」と言おうと散々僕が言っていたんですが、すっかり手を忘れてしまったにも関わらず殴りに行って、それをかわされた挙げ句、パンチをいただいてしまいました。顔以外は、ほとんどがアザだらけでしたね。
          山田さん:
          小栗さんを殴ってしまいました(会場笑)。小栗君が悪いのが 7割、僕が3割ですかね。基本的に、ボディは入れられてもそれほど痛くないですし、少し入れられた方が痛い演技が出来るということで、顔以外は入れていこうとバシバシやっていました。
          Q:ケンカのシーンの後は、仲直りの握手などをされたりしたのでしょうか?
          小栗さん:
          仲直りしました(笑)。……というより、元々仲は悪くないです(笑)。
          山田さん:
          仲良しです(笑)。


          IP属地:日本312楼2023-11-06 12:48
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            Oricon Style 20070927
            小栗旬と山田孝之が本気で殴り合い!
            累計発行部数3200万部を誇る人気コミックの実写映画版『クローズZERO』の完成会見が9月26日(水)に都内で行われ、主演の小栗旬、山田孝之、黒木メイサらメインキャストが登場。小栗と山田が現場で殴りあいになったことを明かした。
            不良の高校生たちの抗争を描いた本作で、主演の小栗は役作りのため「右と左のこめかみの毛を剃った」と気合いを入れ、ライバル役の山田は「みんなで筋トレしまくって、焼肉食べて、筋肉と脂肪をつけてでかくなった」と“ワルかっこいい”秘訣を明かした。
            また、白熱のケンカシーンを振り返り「本当に山田くんに殴られました」と小栗が話すと、山田も「小栗くんを殴りました」と返し「小栗くんが7割、僕が3割悪いというので折り合いがついた。顔以外は本気でやろうって話してた」と説明。「仲直りした?」の質問に小栗は「仲直りしました。というか仲悪くないです(笑)。仲良しです」と仲の良さをアピールしていた。
             映画『クローズZERO』は10月27日(土)より全国公開。







            IP属地:日本313楼2023-11-06 12:53
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              東宝 映画トピックス 20070615
              『クローズ ZERO』 5月末にクランクアップ

              小栗旬
              「本当に素晴らしいキャストと、素晴らしい原作に恵まれ、今日ここまで走ってきましたが…(山田さんを見ながら)孝之がもう泣きそうです(笑)。
              まだ、みんな仕事が少し残っているとは思いますが、最高の映画が出来上がったと僕は思っています。これからも残りの作業と宣伝活動をみんなで頑張って、もっともっと最高の映画にしていきましょう。
              ありがとうございました!」
              山田孝之
              「本当に…すげぇ楽しかったです。本当に心から楽しめて…本当に(涙ぐみながら)この作品に携われて良かったと思ってます。
              ありがとうございました!」


              IP属地:日本314楼2023-11-06 12:57
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                囍?


                IP属地:日本315楼2023-11-06 13:20
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                  2007年 3月 高槻南高校(すでに廃校) 大落書き大会 PARTⅠ
                  2007年 春 学園もの映画の依頼があった。
                  なんでも大乱闘する不良高校生の話。
                  ふ~ん て感じで お題は?
                  人気コミックの映画化なのでした
                  三池組 クローズZERO
                  僕の時代は 不良学園ものはビーバップハイスクールだったので 世代的には後ですね。
                  場所は大阪府は高槻市にある 高槻南高校だ。
                  まずはロケハン  なんと廃校ではないか・・・しかもマンモス校なのだ。
                  でかい学校だった。
                  ここは 今では取り壊され学校自体はもう無くなっています。もったいないな~。
                  住宅地になっているとかどうとか・・・・
                  でも、廃校になっても いろんな映画のロケで大活躍した場所なのでした。
                  当時 まだまだきれいなままでした。
                  学校の玄関口 門扉です。

                  静かな住宅地にある ふつうの高校。
                  廃校って なんか 寂しい雰囲気ですね。
                  一見 平和そうな学校ですが、この後見るも無残な姿に・・・・・
                  まずは 門扉を 錆びた感じに・・・・


                  で  壁面ですが 大落書きを・・・・
                  恐縮です〈笑)

                  ボランティア学生 スタッフ 手が空いてる人たち もちろんうちのスタッフ全員で・・・
                  落書き~

                  落書きってここまで来ると何描いていいかわからなくなってきます。ネタもなくなる。
                  一応 落書き表なるものは渡されたのですが・・・
                  本来 落書きと言うものは いろんな奴が個々 描いて去っていくものなのですよ。
                  ほんの十数人が あれやこれやで描いても 同じような感じになってしまう。
                  そこがこの仕事のテーマでした。毎日 どんなもの描こうかと 悩んでましたね。
                  もちろん 下ネタは禁止!!

                  で  うちのスタッフと記念写真。

                  でも ここ小中学生の通学路なので 仕上がってからシートで隠して見えないようにしてました。 教育委員会やご近所から結構苦情があるらしく
                  製作部は、なかなか苦労していたような様子でした。
                  あげくは、夜中にはわけのわからない不良少年どもが勝手に落書きしに来る始末。
                  しまいにはガードマンまで動員。撮影終了まで大変だったご様子。


                  IP属地:日本316楼2023-11-06 13:30
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                    さ~ いよいよ 教室!!

                    確か 劇中 一発目の喧嘩のシーンで出てきた教室だったかな。??

                    なんか壮絶ですな。

                    僕の子供ならこんな学校行かせません〈笑)
                    玄関口も段々と殺伐とした感じに・・・・

                    廊下ももちろん手を入れていきます。 なんせこの高校 マンモス校で撮影範囲も広かったので 超大変です。


                    来る日も来る日も落書き落書き・・・

                    日が重なるごとに 雰囲気が出てきます。毎日うつろな感じで落書き。
                    そんなこんなで続きのお話しは次回に・・・・・
                    ではでは・・・・


                    IP属地:日本317楼2023-11-06 13:34
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                      2007年 3月 高槻南高校(すでに廃校) 大落書き大会 PARTⅡ
                      2007年 春 高槻南高校 落書き お話しの続き・・・・
                      来る日も来る日も落書きと 壁の汚しとか、もはや塗装屋ではない日々だった。
                      毎朝6時半ごろ京都を出発 8時から8時半には現場に到着。
                      大変ながらも頭ひねり作業は続く・・・・
                      高車に乗って 校舎を 汚してる うちの職人。

                      4F建てなので12mはあるかなぁ・・・
                      この高所作業車で屋上に材木だの機材だの運んでましたな。

                      中庭にこんな足場建てて移動しながら 作業なんですよ。

                      こんな感じに。

                      映画の仕事って 危険な環境で作業してることが結構多いんですよ。
                      怪我と弁当自分持ち!!やね。
                      まぁ、昔から変わらないグレーな部分です。
                      USJやディズニー  一般建築工事じゃ 考えられないことです。〈笑〉
                      そういう昭和初期感覚が僕は好きです。本当はあかんのだがね。
                      ここが 玄関です。
                      この入り口付近が喫煙場所指定になっていて 俳優やスタッフ共々休憩していましたね。

                      装飾部さんも色々持ってきては 塗ってとか 汚して だとか。。。。
                      校章たちです。


                      鈴蘭の校章は映画撮影終了後 もらいました 絶対 売ったらあかんで~と〈笑〉
                      今でも 我が家にあります。発泡スチロールに色を塗ったものです。

                      この荒廃感。だんだん雰囲気でてきましたね。
                      廊下や踊り場も どんどん 進みます。


                      IP属地:日本318楼2023-11-06 13:43
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                        実際 こんな高校あったら 驚きですな〈笑〉。
                        まぁ なが~~~い 廊下でしたね。

                        中庭です。

                        撮影準備完了ですね。


                        何だかんだと 楽しい仕事でしたね。
                        次回は 屋上を紹介します。
                        ではでは・・・・


                        IP属地:日本319楼2023-11-06 13:47
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                          2007年 3月 クローズZERO高槻南高校(すでに廃校) 屋上で大落書き大会 PARTⅢ
                          今日は パートⅢ 屋上でのセッチング記録です。
                          ここは主人公が名前を描こうとして 始まる重要な場所なのです。
                          校舎の屋上でのセッチングで 棟屋の上にまだ 三尺ほど壁を足して作ったセットです。
                          映画を見れば さり気無いかもしれないですが 実際は高いところでの作業で結構怖かったですね〈笑〉。
                          で 小物なんかも作って足したり 手が込んだ セットでした。
                          木で出来ている 錆びた鉄塔。

                          こんな感じで ところどころ本物の鉄くずも混ざってます。

                          屋上に置く換気口??の製作 大道具さんが一生懸命作っております。
                          ここも 校舎の中の何々室を利用 作業工作場に・・・・・。

                          屋上に持ってあがった時 馴染むように塗装エイジングいたします。

                          こんな感じに・・・・。

                          で てっぺんに 名前描くとか描かないとかで もめる場所。落書き大会。

                          なかなか粋な感じですね。


                          何かしら かっこいいですね。

                          そして反対側。


                          IP属地:日本320楼2023-11-06 13:53
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                            そう、ここで人間ボーリングするんですよね〈笑〉。確か 山田孝之さんが蹴るんですよね。
                            大きな給水用のタンクボール代わりにして。

                            これが そのボール ピンは人間なのですよ。映画ではわからないデティールです。
                            いっぱい描いてあります。

                            ここも 描かれちゃいました。

                            と言うことで 落書き三昧でした。

                            何だかんだと クローズZERO 屋上セッチング篇でした。
                            次回に続く
                            ではでは・・・・


                            IP属地:日本321楼2023-11-06 13:56
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                              由 (株)青沼塗裝工業 完成的


                              IP属地:日本322楼2023-11-06 14:02
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