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【トークショー(挨拶順)
小栗旬さん(滝谷源治役):
皆さん、学ランまで着て来ていただいて、ありがとうございます。そして、ここに来ているということは、皆さんは僕のラジオを聴いてくれているということですね。ありがとうございます(笑)。
山田孝之さん(芹沢多摩雄役):
すごく緊張しているんですが、なんとか頑張ります(会場笑)。
MC:お2人にも映画で使った学ランを着て来ていただきましたが、改めて袖を通した感想はいかがですか?
小栗さん:
背中に「源治ダミー」と書いてあって、映画で着ていたものとは少し違うんですよ(会場笑)。
MC:え? そうなんですか! 映画の撮影では、同じように見えても、実は何着も用意されていて、それを着ているのかと思っていたんですが。
小栗さん:
普通はそうなんですけれども、それを敢えて用意しなかったのが「クローズZERO」なんですよ。「喧嘩すればするほど汚れてゆく学ランが良いじゃないか」ということで。(山田)孝之(が着ている学ラン)も違うでしょ?
山田さん:
違うね。
小栗さん:
映画の撮影中に着ていた孝之の学ランはこんな奇麗なものではなくて、ボロボロでボタンが全部糸で縫い付けてあったんですよ。なぜかというと、孝之がやった芹沢多摩雄という役は、「すごく貧乏で服を直すお金がないので、家で必死に自分で裁縫している……」というような設定を、孝之がどんどん作っていったからなんですけれども(会場笑)。
MC:山田さんがそういう設定を作られたんですか?
山田さん:
はい(会場笑)。この学ランは僕にピッタリの大きさなんですが、映画で着ていた学ランはもっと小さくて、1年生の時に買ったまま買い替えていない設定なんです。なので、カッターで学ランの内側を切ってボロボロにしたりしていました。
小栗さん:
本編を観ていただくと、「なるほど、そういうことだったのか」と分かると思います。
山田さん:
学ランの内側までは分かるかどうか……(会場笑)。
MC:今日は、観客の皆さんにも学ランを着て来ていただいています。いかがですか、小栗さん。
小栗さん:
なんだか不思議ですね(笑)。皆さん、どこから学ランをゲットしてきたのか……(会場笑)。(会場から、「友達」「レンタル」「買った」という声があがり)息子さんのを借りて来たという方は? あ、いらっしゃいますね(笑)。そちらの方は白ですか。いやー、異様な光景ですね(笑)。わざわざありがとうございます。
■ここで会場の皆さんと「オールナイトニッポン」のジングル収録を行いました

<山田孝之さん>


IP属地:日本302楼2023-11-06 12:21
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    【公開収録】
    小栗さん:
    ここからは、ニッポン放送イマジン・スタジオに100人の方をお招きした公開収録を行っていきたいと思います。皆さん、こんばんは。そして、今回この公開収録に、スペシャルなゲストも来てくれました。今夜のゲスト、山田孝之さんです。
    山田さん:
    こんばんは。よろしくお願い致します。
    小栗さん:
    今日は公開収録だけでなく、「クローズZERO」試写会も同時に開催することになりまして、急遽山田くんが駆けつけてくれることとなりました。山田くん、すごく緊張してますが、どうですか? まさかこんなところでこんな風に喋るとは思わなかったでしょう?
    山田さん:
    (小栗さんが)ラジオに出演しているとは聞いていたけれど、自分がこんな形で出るとは思わなかったですね(笑)。
    小栗さん:
    さっきも裏で、「(山田さんのマネで)あのさ、『オールナイトニッポン』に出るって、こんな形でだと思わなかったよ」と言ってました(笑)。さて、今日は50組100名のお客さんが来てくれている訳なんですが、この中で一番遠くから来た自信がある方はいらっしゃいますか? (挙手するお客さんを指名して)どこから?
    お客さん:
    京都。
    小栗さん:
    「京都よりも私は遠い!」という人は?
    お客さん:
    神戸!
    小栗さん:
    そして?
    お客さん:
    岩手!(なぜか会場から「オー」という声があがる)
    小栗さん:
    え? 岩手と京都と神戸って、そんなに距離変わらないよね。なんで岩手に反応したんだろう?(会場笑) 遠くから来てくれてどうもありがとう(笑)。そして、今夜は皆さん、学ランを着て来てくれているんですが、なかなか見られない光景ですよね。(山田さんに)どうですか?
    山田さん:
    「何やらせてるんだよ」と思いましたね(会場笑)。
    小栗さん:
    それは俺のせいじゃないよ(笑)。そして、僕らも学ランを着ていますけれども、役を離れて学ランを着てここにいるというのは恥ずかしいよね。……そういう感じはない?
    山田さん:
    うん。また着られて嬉しいよ。
    小栗さん:
    こんな感じで山田孝之さんにお付き合いいただいていますが、たくさんのメールが来ていますので、紹介しながらお話していきたいと思います。
    Q:小栗さんから見た、芹沢多摩雄という役柄の印象を教えてください。もちろん、山田さんから見た、滝谷源治の印象も聞きたいです。
    小栗さん:
    僕から見た芹沢多摩雄のイメージですが、とにかく格好良いですよ。普段の山田くんはこんな感じですけれども、映画の中ではムチャクチャ格好良いです(会場笑)。そして、熱くて、少し貧乏で……。
    山田さん:
    いや、相当貧乏……(会場笑)。
    小栗さん:
    (笑)。だけど、なんだか分からない魅力があって、みんな芹沢多摩雄に惹かれてるんだよね。滝谷源治のイメージは?
    山田さん:
    滝谷源治のイメージは、旬くんも言っていたけれど、わがままというか、どうしようもない感じの役だよね(会場笑)。でも、僕は良いと思います。周りのことが見えなくなって、後先考えずに一つのことに一心不乱になる姿勢が好きです。
    Q:今回は鈴蘭高校の高校生役を演じていますが、実際にはどんな高校生でしたか?
    小栗さん:
    孝之はどんな学生でしたか?
    山田さん:
    そうですね、15歳から社会人をやっているので……。
    小栗さん:
    高校には行ってないんだよね?
    山田さん:
    そう、行ってない。だから、学生時代となると中学生の頃になるんですけれど……。
    小栗さん:
    中学生の頃、もう東京にはいたの?
    山田さん:
    いや、中学3年生の2学期が終わってから転校して、3学期だけ東京の学校に行かせてもらったんだけれど……まぁ、孤独でしたよ(会場笑)。
    小栗さん:
    友達はできた?
    山田さん:
    1人(会場笑)。卒業アルバムが出来上がって、卒業に向けてみんなで思い出話をしているんだけど、俺は証明写真だけでどこにもいないんだよね。でも、「(卒業アルバムを)買いますか?」って聞かれて(会場笑)。聞く方もどうかと思うんだけど、思い出もないし、「要らないです」って答えて買わなかったんだよね。友達に見せてもらったけど、買わなくて良かった(笑)。だから、結構孤独な子でしたよ。
    小栗さん:
    高校生の時、孝之とすれ違ったことあったよね。
    山田さん:
    吉祥寺の駅でね。
    小栗さん:
    スケボーを持って歩いていて、「あ! 山田孝之だ」と。
    山田さん:
    そんな感じじゃなかったよ。「あ、山田だ」ぐらい(会場笑)。
    小栗さん:
    ま、そうでしたかね(笑)。
    山田さん:
    俺も「あ、小栗旬だ」って思いましたよ。
    小栗さん:
    何故(お互いを)知っていたんだろうね?
    山田さん:
    だってTVで観ていたから(会場笑)。
    小栗さん:
    俺だって観てたよ。出てたよね?
    山田さん:
    どうだろう……?
    小栗さん:
    その頃から妙なライバル意識があったのかもしれないですね。
    Q:映画でお互いに殴り合って痛かったですか? 今でも残っている傷などはありますか?
    小栗さん:
    どうですか? 残っている傷はさすがにないよね。
    山田さん:
    ないよね?
    小栗さん:
    ないない。(おでこを山田さんに見せながら)ここ、何ともなってないでしょう?
    山田さん:
    ……え?
    小栗さん:
    殴っただろう?(会場笑)
    山田さん:
    うそ!

    <山田さんに無傷のおでこを見せる小栗さん>


    IP属地:日本303楼2023-11-06 12:22
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      小栗さん:
      本当だよ(笑)。山田孝之くんは、今まで人を殴ったことがなくて、喧嘩するのは今回が初めてだったそうなんですけれど、いやー、良いパンチを持ってるんですよ(会場笑)。クリーンヒットするんですよね。
      山田さん:
      今日は、その話をするのが怖くて仕方がなかったんですよ。「よくも殴ったな!」と、物が飛んでくるんじゃないかと思って(会場笑)。
      小栗さん:
      そんなことないですよ(笑)。ただ、1発目の俺の蹴りは痛かったでしょう?
      山田さん:
      痛いよ。当たり前だよ! すごく痛かったよ(会場笑)。
      小栗さん:
      僕と孝之が戦うことになった時に、お互い「ワーッ」と走っていって、俺が前蹴りをするんですけれど、思い切り入れたので注目してほしいですね(会場笑)。今日履いている靴と違って、撮影では木の踵の靴を履いていたんです。だから、思い切り胸に入れてしまうと骨折してしまうので、ピンポイントでお腹を狙わないといけないという、すごくシビアな撮影だったんですね。でも、「まぁいいや、思い切り入れてやれ」と思ってやったら、本当に思い切り入ってしまって、「(山田さんは)ウッ!」って言ってました(会場笑)。
      山田さん:
      本当は、殴られて「フッ!」と言いたかったんだけれど、走っていって食らったものだから、「ゴフッ!」となってしまって……(会場笑)。
      小栗さん:
      (笑)。さて、そろそろ緊張は解けてきましたか?
      山田さん:
      いや、緊張してます(会場笑)。
      小栗さん:
      続いては、「ガチンコトークバトル」です。このパンチングバトルマシーンで戦って、負けた方はプライドを捨てて恥ずかしい話をしようというコーナーです。
      ■小栗さんが山田さんに瞬殺され、恥ずかしい話をすることに……。
      山田さん:
      勝って嬉しかったんですけど、後ろの方から「あぁ~ッ!」という声が聞こえて……(会場笑)。
      小栗さん:
      俺なんて「よわ~い」だよ(笑)。(会場から「どんまい」という声があがり)うるさいっ(笑)。
      山田さん:
      たぶん、こっちの人形の方が筋肉の付きが良いから勝ったんだよね(笑)。
      小栗さん:
      俺もそっちの白い方が良かったんだよなぁ。それでは、恥ずかしい話を。「クローズZERO」といえば、孝之と色々なインタビューを受けたんですけれど、この間そのVTRを観返していたら、「撮影中、朝がダメだった日はありますか?」という質問に、俺は「ほとんどないですね」と答えているんだけど、孝之は「俺が知っている日は、ほとんどダメでしたね」と答えていて、よく思い出したらそうだったなぁと(会場笑)。(会場から「うそつき」との声があがり)うん、うそつきだね(笑)。別に恥ずかしい話ではないんだけれど、「クローズZERO」の撮影時は、朝から酔っぱらって撮影してましたね。常に酔っぱらっていたと思います。
      山田さん:
      でも、良いと思いますよ。その勢いでこそ、できたと思うので。
      小栗さん:
      うーん、恥ずかしい話ではなかったですね。そうだなぁ、1年半ほど前に、高速道路で野グソをしたことがあるよ。(会場からの「エーーーーッ!」という驚きに)ヒけば良いんだよ(笑)。まだこんなに注目されてなかったから(笑)。(会場から「どこの高速ですか?」と聞かれ)なんでそんなこと聞くの(笑)。
      サーフィンの映画を撮っている頃で、サーフィンをするために海に向かっていたんですけれど、京葉道がすごく渋滞していて、途中から脂汗が止まらなくなっちゃったんですよね。足が震えて、ブレーキも踏めない状態になってしまって、「このままでは、恥ずかしさを取るか、命を取るかのどっちかだ!」と思って、命を取りました(笑)。こんな状況になれば、誰だってするでしょう? そこは肯定してくれる? そんなことがありました(笑)。
      さて、お時間がきてしまいました。孝之くん、今夜はいかがでしたか?
      山田さん:
      いや、締めの話が高速道路での野グソの話なんて、どうかと思うんだけれど……(会場笑)。
      小栗さん:
      まぁね、こんなに下品な話なんて、本当はしなくても良いんですよ。だけど、「恥を捨てて恥ずかしい話を」と言われたから(笑)。さて、最後に、「クローズZERO」の見所を教えてほしいというメールが来ています。では、孝之から。
      山田さん:
      今までにない違う一面を出せたところかなと思います。
      小栗さん:
      今日は孝之くんがゲストとして来てくれましたけれども、とにかくそれぞれのキャラクターに味があって、個性的な面々が集まっていますので、その辺を楽しんでもらえればと思います。それから、今日はみんな「このまま学ラン着て帰っちゃおうかな。肩で風切っちゃおうかな」という風になると思いますので、とことん楽しんでいただけたらと思います(会場笑)。という訳で、今夜のゲストは山田孝之さんでした! ありがとうございました。

      <舞台上での熱い(?)戦い>


      IP属地:日本304楼2023-11-06 12:23
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        MC:まさか高速道路でそんな出来事があったとは!
        小栗さん:
        まさかね(笑)。まぁ、嘘か本当かは分かりませんけれども(笑)。
        MC:そこに関しては、皆さんに判断していただくということですね(笑)。でも、今日はリスナーの方だけでなく、こうしてマスコミの人たちも多数集まっているんですけれども、それは良かったんですか?
        小栗さん:
        結構ですよ(笑)。
        山田さん:
        クローズですからね(笑)。
        MC:そういうことで良いんですか(笑)。では、最後にお2人からお別れの挨拶をお願い致します。
        山田さん:
        どうしても「お邪魔しました」という感じだったんですけれども、楽しかったです(笑)。ありがとうございました。
        小栗さん:
        皆さん、どうもありがとうございました。僕も、お客さんの前でこうして収録するのは初めてだったので、面白かったです。今日はこれから映画を観て、帰って、この公開収録を聞いて、「この喋ってるの、私さっき聞いたじゃん!」と、興奮を味わっていただければと思います(笑)。
        MC:今日は、この公開収録だけでなく、ちょっとしたプレゼントも考えてくださったそうですね?
        小栗さん:
        僕と、孝之くんの第2ボタンをプレゼントしようかと思いまして。(と、第2ボタンを取ろうとして)あ、第2ボタンないや(笑)。最初は全部ボタンがついていたんですけど、1回1回喧嘩をこなすごとにどんどんボタンがなくなっていって、最後はこの1番下のボタンしか残らなかったんですよ。だから、このボタンはすごく大事で……あ、このボタンにしましょうか。
        MC:山田さんは、ボタン全部ついてますね。
        山田さん:
        僕は貧乏なので、裏についているボタン留めがなくて、全部縫ってあるんですよ。
        MC:そうなんですか。あの、第3ボタンを引きちぎろうとされてます(笑)。
        ■最後に、会場にボタンが投げ入れられました。

        <映画と違って、終始和気あいあいのお二人>


        IP属地:日本305楼2023-11-06 12:24
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          シネマトゥディ  20070927
          小栗旬、「愛してるぞ!」と絶叫!山田孝之も……

           [シネマトゥデイ映画ニュース] 26日、人気コミック「クローズ」を映画化した『クローズ ZERO』の完成披露試写会が行われ、小栗旬、山田孝之、黒木メイサ、そして三池崇史監督ら総勢21名が登壇した。
           “ザ・ブラック・プレミア”と題されたこの日の完成披露試写会。クローズ(Crows=からす)にちなんで、出演者はもちろん、会場に集まった観客、スタッフ、報道陣に至るまでに“黒”のドレスコードが設けられ、会場を黒く埋めつくす異様な光景が広がっていた。
           そんな中、舞台あいさつより一足早くフォトセッションを行ったメンバーたちは、久々の再会に同窓会気分全開で、近況を報告し合ったり、互いを携帯カメラで取り合うなど自由気まま。撮影は無事に終えたが、舞台あいさつが行われるまでの間、控え室からは異様な盛り上がりを感じさせる歓声が絶えず客席にまで聞こえていた。
          そのテンションを維持して舞台あいさつに登壇した小栗は、開口一番「おい、お前ら愛してるぞ!」と絶叫。普段はうつむきがちにボソボソとしゃべる山田も、「すごく強い役をやらせてもらいました。楽しい映画ができたと胸を張って言えるので、宣伝してください」と珍しく終始顔を上げて、笑顔をはじけさせていた。
           『クローズ ZERO』は、1991年から8年間、月刊少年チャンピオンで連載された人気コミック「クローズ」を原作に、コミックより1年前のエピソードをオリジナルストーリーで描いた青春不良映画。
          『クローズ ZERO』は10月27日より全国東宝系ほかにて全国公開
          (不知道的以為鯉魚這麼開放呢)


          IP属地:日本306楼2023-11-06 12:28
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            Cinema Cafe 20070927
            「痛いのもジェットコースターも苦手」な小栗旬がバリバリの不良に変身!

            『クローズ ZERO』完成会見。右から三池崇史監督、高岡蒼甫、黒木メイサ、山田孝之、小栗旬、やべきょうすけ、高橋ヒロシ(原作者)、山本又一朗プロデューサー

            ドラマなどでの爽やかな役柄から一転、不良役を演じた小栗旬

            ひげを生やし、ワイルドな風貌で会見に現れた山田孝之
            筋金入りの不良どもが集い、覇を競い合う鈴蘭男子高校。いまだかつて誰も成し遂げたことのない鈴蘭制覇を巡る、男たちの戦いの行方は——? 累計発行部数3,200万部を誇る伝説的不良漫画「クローズ」の映画化作品『クローズ ZERO』。9月26日(水)、本作の完成記者会見が行われ、三池崇史監督、原作者の高橋ヒロシ、山本又一朗プロデューサーに、主演の小栗旬をはじめ山田孝之、黒木メイサ、やべきょうすけ、高岡蒼甫らキャスト陣が出席した。
            鈴蘭完全制覇の野望を胸に秘め、転入してくる主人公・滝谷源治に扮した小栗さん。ドラマなどで見せてきた爽やかなイメージから一転、こめかみの毛を剃って演じた源治役について「僕が、かつて憧れていたけどなれなかった、ムチャクチャかっこいい高校生像を演じることができて気持ち良かったです。自分勝手でワガママなところは僕と同じで、演じやすかったですね」と笑顔で語ってくれた。激しい喧嘩のシーンは本作の大きな見どころだが「基本的に痛いのは嫌いなんですが…毎日痛かったです」と苦笑い。撮影については「毎日がむしゃらに生きさせてもらった、という感じですね。体の奥から震えがくるような毎日でした」と充実した日々をふり返った。
            原作、映画を通じて「クローズ」史上初の女性登場人物・ルカを演じた黒木さんは、小学生のときから原作を愛読していたという。「(原作の主人公である)坊屋春道は、私がこれまで生きてきた中で一番の理想の男なんです」。残念ながら映画には春道は登場しない。司会者が「では今回の映画の中では源治が…」と水を向けるも「私の一番は坊屋春道です」とピシャリ。これには小栗さん、ちょっぴりガックリ?
            撮影は2か月にわたって大阪で行われた。やべさんは「熱いキャスト、スタッフとの出会いがあり、あっという間の2か月でした。毎日、疲労困憊でホテルに戻るのですが、レモンサワーを買って、夜な夜な誰かの部屋でその日の撮影や、作品についてみんなで話し合いました」と大阪の夜をふり返った。
            続いて高岡さんは撮影がオフの日のエピソードを披露してくれた。「大阪ということで、みんなでミナミに通天閣、甲子園、エキスポランドなど、何しに行ってたんだ(笑)? というくらい、いろんなところに行きました」。筋金入りのワルどもがエキスポランド…ちょっと想像しがたいが、小栗さんからは「無理やりジェットコースターに乗せられました。完全にいじめですよね…」という訴えも飛び出し、会見場は笑いに包まれた。
            源治の最大のライバルであり“百獣の王”の異名をとる芹沢を演じた山田さん。役作りにおける苦労について「みんなが喧嘩して殴り合う中で、この人はダントツで強い、というのをどう見せるかをずっと考えてました。余裕があるというのを表情で表現するために、目を半開きにするなどの工夫をしました」と明かした。アクションシーンでは、思わず拳が入ってしまったこともあったというが「顔以外は遠慮せずに(拳を)入れていこうという了解のもと、思い切ってやりました」とさばさばした様子で語ってくれた。
            三池監督はこの、若いながらも実力を備えたキャスト陣について「嫉妬しちゃいますね(笑)。“後悔だけはしたくない”という気持ちで、みんな肉体的には辛い中、楽しみながら撮影に参加しているのが感じられました」と目を細める。
            山本プロデューサーは映画化実現までの苦労に触れつつ「これは、不良たちの映画ですが、この中には弱いものいじめする奴なんて一人もいません。自我が芽生えた青年たちが、鉄拳一つを頼りに自分の座る場所を探し出そうとする映画」と、その中身に胸を張る。映画化に当たり「原作をそのまま映画にするのではなく、一度壊して『三池クローズ』を見せてほしい、とお願いした」という高橋さんも、完成した作品について「本当にかっこいい映画」と太鼓判を押す。
            拳でしか語ることのできない男たちの熱きドラマ『クローズ ZERO』は10月27日(土)より全国東宝系にて公開。


            IP属地:日本307楼2023-11-06 12:34
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              Cinema Factory 20071027
              完成会見
              小栗 旬、やべきょうすけ、黒木メイサ、高岡蒼甫、山田孝之、山本又一朗(プロデューサー)、高橋ヒロシ(原作者)、三池崇史監督

              カリスマ的人気を誇る高橋ヒロシのコミック「クローズ」が、オリジナル・ストーリーで待望の映画化! 熱き男たちのバイブルを映画『クローズ ZERO』として送り出したのは、世界が注目する鬼才・三池崇史監督。
               9月26日(水)、都内で完成会見が開かれ、監督をはじめ、小栗 旬、やべきょうすけ、黒木メイサ、高岡蒼甫、山田孝之という豪華キャスト陣と山本又一朗プロデューサー、原作者の高橋ヒロシが顔を揃え、完成したばかりの映画について熱く語った。
              -----三池監督、まずはご挨拶をお願いします。
              三池崇史監督:本作が完成しまして、このような会見を開く機会をいただき、皆様にこうして集まっていただけたことを非常にうれしく思っております。『クローズ ZERO』、ぜひ皆さんのお力で応援のほど、よろしくお願いいたします。
              -----三池監督は日本一忙しい監督と言われていますが、今回のオファーを引き受けた理由はどんなところにあったのでしょうか?
              三池崇史監督:「クローズ」ですからね。男ならやるでしょう(笑)。僕は「ガキデカ」世代ですが、若い役者たちと現場で接していると、ここ 10年くらい、みんなが「クローズ」のことを話題にしていたので、原作を読ませてもらいました。まさか、監督をすることになるとは思っていませんでしたが。
              -----こちらにいらっしゃるキャストの皆さんを演出されてみて、いかがでしたか?
              三池崇史監督:大人ですよ、みんな。彼らを撮っていてうれしいんですよね。何故うれしいのか分からないんですけど。体力的にはみんな大変だったと思いますけど、その大変さも楽しんで撮っていた感じです。それがそのまま映画の力になっていると思います。
              -----撮影を振り返ってみて、何か印象に残っていることはありますか?
              三池崇史監督:いろいろなことがありましたが、撮影は大阪、関西方面だったので合宿のように一緒に寝泊まりして、近所の焼肉屋にみんなで食べに行ったり、独特な雰囲気がありましたね。もし東京で撮っていれば、夜にはプライベートに戻って、朝また現場に来て役に入って……ということになりますから、全く違う作品になっていたと思います。
              -----高橋さん、連載中から多数の映画化オファーがあったにも関わらず、ずっと断っていらしたとお聞きしています。このたび完成した映画をご覧になって、どのような感想をお持ちですか?
              高橋ヒロシ:原作をそのまま作品にするのではなく、一度壊して、まさに“ZERO”にして三池版「クローズ」を見せてほしいとお願いしたんですが、本当にその通りのカッコいい映画になっていました。
              -----ご自身の原作の要素は感じられましたか?
              高橋ヒロシ:もちろんです。大事な「クローズ」の要素はちゃんと伝わってきました。完璧です。
              -----では、満足されたんですね?
              高橋ヒロシ:はい(笑)!
              -----主演の小栗さん、本作の撮影に入る前はTVドラマ「花より男子」で美青年を演じていらっしゃいましたが、それとはガラリとイメージが違う不良役で、今回はどのように役作りされましたか?
              小栗 旬:役作り……どうしましたかね(笑)。ちょっと右と左のこめかみの辺りの毛を剃ってみました(笑)。もちろん、監督と相談してですが。


              IP属地:日本308楼2023-11-06 12:40
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                -----原作はもともと読まれていたのですか?
                小栗 旬:はい、大好きでした!
                -----演じられた源治とご自身との共通点はありますか?
                小栗 旬:勝手なところと、我がままなところがちゃんとリンクしていたと思います。演じやすかったです。
                -----ご自身とは違って、カッコいいなと思われたところは?
                小栗 旬:いや、むちゃくちゃカッコいいですよ、ホント。僕が憧れていたけどなれなかった高校生像を体現できたことは、やっぱり気持ちよかったですし、すごく楽しかったです。
                -----今回はかなりリアルなアクション・シーンもたくさんありましたが、相当ハードなトレーニングをされたのでしょうか?
                小栗 旬:そうですね。アクション監督の辻井啓伺さんに付いていただいて、パンチから始まりキックまで教えていただきました。あとはケンカなので、ギリギリで避けたり、ギリギリで殴ったり……とそんな感じでしたね。もちろん、手順はあるんですが、今回は格好良いアクションではなく、リアルなケンカに見えるようにしようと努めました。でも、途中でどうしてもこなれてしまうところがあって、そのバランスを取るのが大変でしたね。
                -----他に大変なことはありましたか?
                小栗 旬:基本的に痛いのが嫌いなんですが、毎日痛かったです。それから、すぐに許してくれる監督ではないので、毎日怒鳴られていました(笑)。
                三池崇史監督:小栗! そんなんじゃないだろう(笑)!
                小栗 旬:嘘です(笑)。
                -----撮影を振り返って、いかがですか?
                小栗 旬:本当にただただ毎日、がむしゃらに生きさせてもらったなと思います。1ヵ月半~2ヵ月弱、久しぶりに体の奥から震えが来るような毎日を過ごさせてもらいました。
                -----完成した映画をご覧になっていかがでしたか?
                小栗 旬:本当に良い映画が出来たと思いますし、それぞれのキャラクターがすごく活きていました。とにかく、こんなにカッコ良い山田孝之は初めて観たという感じです(笑)。
                -----やべさん、ご挨拶をお願いいたします。
                やべきょうすけ:皆様、はじめまして。この世界に入って17年になるんですが、このように華やかな舞台に立ったのは初めてで、隣の高橋さんより緊張しております(笑)。控え室でだいぶしゃべったため、喉の調子が悪くなってしまいましたが、よろしくお願いいたします(笑)。
                -----やべさんは原作者の高橋さんと親交がおありで、高橋さん曰く「原作者よりも『クローズ』を愛している」ということですが、その愛する「クローズ」のメイン・キャストに抜擢されていかがですか?
                やべきょうすけ:感無量です。
                -----実際に演じられていかがでしたか?
                やべきょうすけ:原作者である高橋さんから許可をいただけて、まず非常にうれしかったんですが、何せ多くのファンを持つ原作なので、「やべより俺のほうが(「クローズ」を)愛している」といったイタズラ電話がかかってきて辛かったです(笑)! 撮影自体は、素晴らしいキャストとスタッフの方々に出会えたことが本当にうれしくて、2ヵ月間、あっという間の撮影でした。4月に撮影に入って、それからわずか半年足らずで公開にまで持って行くことができたのも、皆様方のお力添えがあったからこそだと感謝の気持ちでいっぱいです。……あれ、ちょっと優等生すぎる感じですか(笑)?
                -----やべさんは皆さんから兄貴的存在として慕われていたと伺っていますが、撮影現場での思い出は?
                やべきょうすけ:まず、今回の会見の進行表をいただいたのですが、「下ネタはNG」と書かれてありました。でも、僕はそういう下ネタが大好きなんですよね(笑)。大阪で撮影していたときの役者たちの夜の様子を暴露していいのかどうかすごく迷っているんですけど、自爆してしまいそうなのでここでは止めておきます(笑)。
                 毎日撮影が終わると疲労困憊してましたが、設定は高校生でも実際は皆さん20歳以上ですから、ホテルの自動販売機でレモンサワーを1本ずつ買ってきて、小栗君の命名ですが「レモンサワーの会」と称して、夜な夜な誰かの部屋に行って、今日の撮影を振り返ったり、「明日の撮影はこうしたい」だとか、常に「これで良かったんだろうか? これはどう伝わるだろう?」と、皆で話し合いをしていました。正直、これだけ熱い人たちに出会えると思っていなかったので、うれしかったです。……もうちょっと話して大丈夫(笑)? ただ、山田君だけは参加してくれなくて、いつも携帯電話で誰かと話していたので、誰と話しているのか気になりましたけれども(笑)。そんな感じで、現場以外でも、敢えて敵対するチームごとに分かれて距離を取ったりしながら、常に作品のことを考えて過ごした2ヵ月間だったなと思います。
                -----黒木さん、実は原作には女性のキャラクターがほとんど出てきませんが、原作を読んだことはありましたか?
                黒木メイサ:はい。姉が原作をすごく好きだったので、その影響で私も小学生くらいのときに読んでいました。私は坊屋春道(「クローズ」の主人公)がすごく好きで、彼は私の理想の男性なので、かなり影響されていますね。
                -----源治はいかがですか?
                黒木メイサ:私が好きなのは坊屋なので(笑)。
                -----「クローズ」史上、初めて登場した女性キャラクターを演じてみていかがでしたか?
                黒木メイサ:男性同士の友情や関係性に憧れを持って見ていましたので、男性同士の間柄は邪魔したくないなとずっと思っていて、うまい具合にその間に入っていけたら良いなとは考えていました。
                -----映画の中で、2曲披露されていますが、歌を披露するのは今回の映画が初めてですよね?
                黒木メイサ:はい、そうです。今までにないヘンな緊張がありましたけれども、現場にいた方たちも一緒に音楽にノッてくださったので、楽しくやれました。
                -----高岡さん、ご挨拶をお願いいたします。
                高岡蒼甫:原作が本当に好きだったので、それが映画になり、また、出させていただけたことにすごく幸せを感じています。
                -----どういったところがお好きなんですか?
                高岡蒼甫:一番は、不良といっても、良いワルと悪いワルがいると思うんですが、「クローズ」には良いワルしか出てこないところですね。中には屈折したワルも出てきますが、拳を交えることで良いワルになっていく、良い方向に変わっていきます。キャラクターとしてはみんな好きです。決して不良を肯定していない作品だと思いますね。
                -----どのような想いで演じられましたか?
                高岡蒼甫:原作を忘れていいんじゃないかと思ったこともあるんですが、やっぱり原作への思い入れが強かったので、そこを崩したくなかったということと、「クローズ」の世界を大事にしたいということでしたね。「クローズ」ファンの方が観ても、「あぁ、『クローズ』だね」と言ってもらいたいと思ったんですが、実際にそうできているかどうかは分かりません。
                -----撮影は大変だったようですが、印象に残っていることはありますか?
                高岡蒼甫:ケンカのシーンが全て雨のシーンだったんですが、ブーツを履いていたので、時間が経つにつれて靴に水がたまって重くなってしまい、重りをつけて蹴っているような感じになって、足が上がらなくなってしまったんです。だから、もう少しストレッチをしておけば良かったなと思っています (笑)。
                 アクション・シーンの多かった(小栗)旬君と(山田)孝之君は、本当に大変だったと思います。僕はそんなにアクションはなかったほうなので。
                -----オフの日も皆さんと仲良くされていたそうですが、どのようなことをして過ごされていたのですか?
                高岡蒼甫:大阪にいたので、行ける所は行こうと、みなみや通天閣、甲子園のほうまで行っちゃったりもしました。エキスポランド、太陽の塔にも行きました。何をしに行っていたのかな……(笑)。
                小栗 旬:僕、ジェットコースターに乗れないんですが、「ジェットコースターに乗れ」と言われて、「本当に無理」と言ったら、高橋努君と(高岡)蒼甫君の二人が「あ~あ、そんなヤツについていけないな。明日から誰をトップとしてやっていけばいいんだろう」と後ろからボソボソ言ってて、結局乗せられたんですよ(笑)。
                高岡蒼甫:そういう作り話を……(笑)。それでは僕らがいじめているみたいじゃないですか(笑)。
                小栗 旬:完全にいじめですよ(笑)。
                -----実際にジェットコースターに乗って大丈夫でしたか?
                小栗 旬:……はい、大丈夫でした(笑)。でも、変な声が出てしまいました(笑)。
                -----山田さん、これまでは繊細なイメージの青年役が多かったと思いますが、今回は全然違う役で、役に惚れ込んだとお聞きしましたが、実際に演じてみていかがでしたか?
                山田孝之:いや~、楽しかったですね。すげーカッコいいし、めちゃくちゃだし、とても楽しめました。
                -----芹沢のどういうところに惚れ込みましたか?
                山田孝之:強いところも魅力的だし、仲間を想う気持ちなどもカッコいいし、全体的に良いと思います。
                -----アクション・シーンもかなり練習されたと思いますが、初めてアクションに挑んで、強く見せるためにいろいろと気を遣いましたか?
                山田孝之:そうですね、すごく気を遣いました。みんながケンカする中で、芹沢がダントツに強いんだと見せるためにはどうしたら良いのかを考えまして、殴ったら3メートルくらい飛ぶとか、蹴ったら5メートルくらい滑っていくとかいろいろとやってもらったんですが、それ以外にも出来たことは、その中にいても1人だけ余裕があるというところを見せるしかないかなと思ったんで、あんなふざけた感じの半目でいました。
                -----アクション・シーンのために、本格的に体作りをされたとか?
                山田孝之:しましたね。みんな、してましたよ。焼肉ばかり食べていたので、筋肉と脂肪をつけてとにかくデカくなることを考えていました(笑)。
                -----三池監督の映画は初めてですが、三池組はいかがでしたか?
                山田孝之:すごく楽しかったですけど、最初は自由すぎて不安になりました。今までそういう環境にいなかったので。言いづらい台詞があったときに、「監督、この台詞がちょっと言いづらいんですけれど……」と言ったら、「じゃあ、なしで」と(笑)。で、「代わりに何を言えばいいですか?」と聞いたら、「好きなように」とおっしゃって。全てを役者に託してくれるというのはすごくありがたいことで楽しいんですけど、それに慣れるまで何をしたらいいのか、何を求められているのか考えてしまいました。
                -----ご自分で考えられた台詞を教えていただけますか?
                山田孝之:「貧乏人は強ぇぞ」(笑)。小栗君が「貧乏人!」と言ってきたので、とっさに……(笑)。基本的に今回はみんな、ほとんどアドリブでした。小栗君なんて台本読んでないですから(笑)。
                小栗 旬:いやいや、めちゃくちゃ読みました(笑)。ただ、監督から「その瞬間に言いたければ言えば良いし、言いたくなければ言わなくて良い」と言われたので、はい(笑)。


                IP属地:日本309楼2023-11-06 12:43
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                  ------山本プロデューサー、ご挨拶をお願いいたします。
                  山本又一朗:ちょうど昨年の春に高橋ヒロシさんが書かれた「クローズ」を2日半で読破しまして、大変に感銘を受けました。何とか映画化したいと試行錯誤しまして、もちろん、最初に出版元の秋田書店さんにご相談しに行ったんですが、「絶対に映画化されることはないでしょう。原作者はそういう話を聞く気もないし、あなたに会う意思もありません」と言われましたから、そこから相当なドラマがあったということは想像できると思います。
                   それから夏になりまして、そこに座っているやべきょうすけが、情熱を持って高橋さんと映画の話をして、高橋さんも「もし万が一、映画化するようなことがあれば、やべ君と」とおっしゃっているという話を聞きまして、「1回会わせてくれないか」と、やべさんと一緒にお会いする機会をいただきました。高橋さんはオープンに何でも気さくに話をしてくださいましたが、「これを映画化するのは難しいのではないか」とおっしゃいました。もちろん、それまでにメジャー各社、プロデューサーたちが、映画化したいとお願いに上がっておりましたから、私のほうでも簡単に映画化させていただけるとは思っておりませんでしたが、とにかく「情熱はありますから」という少年っぽいアプローチも出来ないですし、やべ君と「この作品をもっと深く理解したい。この作品を映画化するということはどういうことなのか」とじっくり話し合いました。まして、この映画を大きなものにするとなると当然、出資していただく会社や、大きな宣伝力を持った方々に参加していただくことが望ましいわけです。
                   かつて『ビー・バップ・ハイスクール』という不良映画がありましたが、そういう系統の作品を、果たして大手の会社がメジャーな作品として受け入れてくれるのだろうか、いじめや校内暴力が問題となっている時代にあって、こういう映画を作ることができるのだろうか、と考えたりもしました。でも、原作に戻ってみると、この中では弱い者いじめをする者など一人もいないんですね。みんな、自分より強いヤツに向かっていくんですよ。高校時代は金もなければ地位も関係ありませんから、自分がどのぐらいの人間なのか、どのくらいの価値を持っているのか、どのくらいの人生を生きられるのかを模索しながら、自我の芽生えた少年たちが損得なしで、自分の居場所を鉄拳一つに求めた生き様が描かれているわけですから、悪かろうわけがないんです。
                   いじめとは無関係の世界がそこにあると確信し、原作の権利も取れていない段階でしたが、TBSの映画の企画担当である濱名一哉氏に「ぜひこの映画を大きなものにしたい」と話をしました。でも環境がきちんと整って、こういう映画をこういう風に作るんだという見通しを立てることによって、ようやく映画化が実現していくわけです。映画プロデューサーは時に力技を使う必要があります。大勢の読者がついている原作の権利をいただいた後に、きちんと展開できるかどうかが重要なのです。そんないきさつを経て、高橋さんとお会いすることができました。そのときも「映画化はしないよ」と言われましたが、朝4時頃まで一緒に酒を飲みながらダーツをして、何もないまま帰ってきました。ですが、「映画化はしない」という結論だったにも関わらず、私とやべ君は脚本のアイデアについて話し始めました。「どうすれば新しく面白い映画を作ることができるんだろう?」と。
                   ここにいる方々は一人ひとり、私と非常に関係性の深い方ばかりです。三池監督とはずっと一緒に仕事がしたいと願っていまして、当時は『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』の製作の真っ最中で、そんなときに別の映画の依頼をするのは非常識この上なかったんですが、承諾していただきました。それから、小栗、山田はどうしても揃えたかったんですね。小栗は自分の事務所の役者ですから、昨年の年末に「絶対にこれをやりたいんだ」と話していたのを記憶しています。山田孝之君はずっと仕事をしたいと思っていた一人で、これまでに3回目オファーしていて、今回はまさに彼がやってみたかった仕事ということもあって、3度目の正直にして想いが叶いました。そして、高岡君はモノホンっぽいと言ってはなんですが、この手の高校生ものをやるんだったら彼は絶対に外せないということで、早い段階で打診をしました。やべきょうすけは、まさか詰め襟を着るわけにもいきませんから、「クローズ」の世界観を背負った大人の役をやってもらうことに成功しました。それから、高橋さんの話によりますと、「全シリーズの中で、ひとコマも女性の絵を描いていない。通行人さえも、ウェイトレスでさえも女性はいない。わずかに、ヤスというキャラクターのお姉さんの写真が1枚だけ出ているかもしれない」とおっしゃるので、「どうしてですか?」と訊ねると、「俺、女描くの下手なんだよね……」と(笑)。そういうわけで、本来女性は登場しないわけですが、これは映画ですからもう少し間口を広げて、女性が出てくるというのも良いのではないかなと、紅一点を黒木メイサにやってもらうことになりました。
                   今日、ここにはいませんけれども、29歳の武藤将吾という脚本家にたった2ヵ月半で脚本を書き上げてもらいました。彼には死にそうな思いをさせましたけど、おかげで面白い本が出来ましたので、「あとは監督、よろしくお願いいたします」ということで、三池監督に預けてここまでやってきました。面白い作品が出来たと自負しておりますが、ぜひ皆さんのお力をお貸しいただければと思っております。今日は本当にありがとうございました。


                  IP属地:日本310楼2023-11-06 12:44
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                    ----小栗さん、山田さん、先ほどアクションをギリギリのところでやっていたとおっしゃっていましたが、実際に拳がぶつかったりなどして、本気になってしまったことはありませんでしたか?
                    小栗 旬:僕は本当に山田君に殴られました(笑)。それは僕の自業自得でもあります。危ないと思った瞬間には大きな声で「ストップ!」と言おうと散々僕が言っていたんですが、すっかり手を忘れてしまったにも関わらず殴りに行って、それをかわされた結果、強烈なパンチをいただいてしまいました。顔以外は、ほとんどがアザだらけでしたね。
                    山田孝之:小栗さんを殴ってしまいました(笑)。小栗君が悪いのが7割、僕が3割というところですかね。基本的に、二人だけじゃなく他の人を相手にするときも、顔以外はある程度入れていこうという流れになってました。ボディは入れられてもそれほど痛くないですし、少し入れられたほうが痛い演技が出来るということでやっていました。
                    -----ケンカのシーンの後は、仲直りの握手をしたりなどされていたのでしょうか?
                    小栗 旬:仲直りしました(笑)。……というより、もともと仲は悪くないです(笑)。
                    山田孝之:仲良しです(笑)。
                    一体いつ休んでいるのか……と思えるほど、次から次へと精力的に映画を撮り続けている三池監督。ものすごく大変な撮影だったという前作からすぐに本作に入ったのも、よほどの想いがあったからこそなのだろう。それにしても、誰よりも熱かったのが山本又一朗プロデューサー。これほどの熱弁はめったに聞かれないと思うほどの語り口で、その情熱がひしひしと伝わってきた。これは、それほどに男たちを熱くする“男前”な映画なのだ。
                    (文・写真:Maori Matsuura)


                    IP属地:日本311楼2023-11-06 12:46
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                      東宝映画トピックス 20070927
                      【 記者会見 】
                      MC:今回の役に惚れ込んだとお聞きしましたが、実際に演じてみていかがでしたか?
                      山田孝之さん(芹沢多摩雄役):
                      すごく楽しかったですね。すごく格好良いし、めちゃくちゃだし、とても楽しめました。
                      MC:芹沢の魅力とは、どんなところなのでしょう?
                      山田さん:
                      強いところも魅力的だし、仲間を思う気持ちなども格好良いし、全体的に良いと思います。
                      MC:アクションシーンが多かったですが、気を使ったことはありますか?
                      山田さん:
                      すごく気を使いました。皆がケンカする中で、その中でも強く見せるためにはどうしたら良いのかを考えて、殴ったら3メートルほど飛ぶとか、蹴ったら5メートルほど吹っ飛ぶといったこともしてもらったんですが、それ以外にできることは、その中にいても1人だけ余裕があるということかなと思って、あんなふざけた感じの半目でいました。
                      MC:撮影のために、体作りなどはされたのでしょうか?
                      山田さん:
                      皆、してましたね。焼肉ばかり食べていたので、筋肉と脂肪をつけてとにかく大きくなっていました(笑)。
                      MC:三池監督とのお仕事はいかがでしたか?
                      山田さん:
                      最初は自由すぎて不安になりました。言いづらい台詞があった時に、「監督、ここが少し言いづらいんですけれど……」と言ったら、「それなら、その台詞はなしで」と。「え? 代わりの台詞はどうしたら良いですか?」「(山田さんの)好きに」と、すべてを役者に託してくれるんですが、それに慣れるまで何を求められているのか考えてしまいました。
                      MC:ご自分で考えられた台詞を教えていただけますか?
                      山田さん:
                      「貧乏人は強ぇぞ」。小栗君が「貧乏人!」と言ってきたので、とっさに出てきたんですが……(笑)。基本的に、皆アドリブでしたね(笑)。小栗君なんて台本読んでないですから。
                      小栗さん:
                      いやいや、めちゃくちゃ読みますよ(会場笑)。ただ、監督から「その瞬間に言いたければ言えば良いし、言いたくなければ言わなくて良い」と言われたので、アドリブで。

                      <質問に答える小栗さん、山田さん>
                      【 マスコミによる質疑応答 】
                      Q:実際に拳がぶつかってしまって、本気になってしまうことはありませんでしたか?
                      小栗さん:
                      僕の自業自得なんですが、山田君に本当に殴られました(笑)。危ないと思った時には「ストップ!」と言おうと散々僕が言っていたんですが、すっかり手を忘れてしまったにも関わらず殴りに行って、それをかわされた挙げ句、パンチをいただいてしまいました。顔以外は、ほとんどがアザだらけでしたね。
                      山田さん:
                      小栗さんを殴ってしまいました(会場笑)。小栗君が悪いのが 7割、僕が3割ですかね。基本的に、ボディは入れられてもそれほど痛くないですし、少し入れられた方が痛い演技が出来るということで、顔以外は入れていこうとバシバシやっていました。
                      Q:ケンカのシーンの後は、仲直りの握手などをされたりしたのでしょうか?
                      小栗さん:
                      仲直りしました(笑)。……というより、元々仲は悪くないです(笑)。
                      山田さん:
                      仲良しです(笑)。


                      IP属地:日本312楼2023-11-06 12:48
                      回复
                        Oricon Style 20070927
                        小栗旬と山田孝之が本気で殴り合い!
                        累計発行部数3200万部を誇る人気コミックの実写映画版『クローズZERO』の完成会見が9月26日(水)に都内で行われ、主演の小栗旬、山田孝之、黒木メイサらメインキャストが登場。小栗と山田が現場で殴りあいになったことを明かした。
                        不良の高校生たちの抗争を描いた本作で、主演の小栗は役作りのため「右と左のこめかみの毛を剃った」と気合いを入れ、ライバル役の山田は「みんなで筋トレしまくって、焼肉食べて、筋肉と脂肪をつけてでかくなった」と“ワルかっこいい”秘訣を明かした。
                        また、白熱のケンカシーンを振り返り「本当に山田くんに殴られました」と小栗が話すと、山田も「小栗くんを殴りました」と返し「小栗くんが7割、僕が3割悪いというので折り合いがついた。顔以外は本気でやろうって話してた」と説明。「仲直りした?」の質問に小栗は「仲直りしました。というか仲悪くないです(笑)。仲良しです」と仲の良さをアピールしていた。
                         映画『クローズZERO』は10月27日(土)より全国公開。







                        IP属地:日本313楼2023-11-06 12:53
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                          東宝 映画トピックス 20070615
                          『クローズ ZERO』 5月末にクランクアップ

                          小栗旬
                          「本当に素晴らしいキャストと、素晴らしい原作に恵まれ、今日ここまで走ってきましたが…(山田さんを見ながら)孝之がもう泣きそうです(笑)。
                          まだ、みんな仕事が少し残っているとは思いますが、最高の映画が出来上がったと僕は思っています。これからも残りの作業と宣伝活動をみんなで頑張って、もっともっと最高の映画にしていきましょう。
                          ありがとうございました!」
                          山田孝之
                          「本当に…すげぇ楽しかったです。本当に心から楽しめて…本当に(涙ぐみながら)この作品に携われて良かったと思ってます。
                          ありがとうございました!」


                          IP属地:日本314楼2023-11-06 12:57
                          回复
                            囍?


                            IP属地:日本315楼2023-11-06 13:20
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                              2007年 3月 高槻南高校(すでに廃校) 大落書き大会 PARTⅠ
                              2007年 春 学園もの映画の依頼があった。
                              なんでも大乱闘する不良高校生の話。
                              ふ~ん て感じで お題は?
                              人気コミックの映画化なのでした
                              三池組 クローズZERO
                              僕の時代は 不良学園ものはビーバップハイスクールだったので 世代的には後ですね。
                              場所は大阪府は高槻市にある 高槻南高校だ。
                              まずはロケハン  なんと廃校ではないか・・・しかもマンモス校なのだ。
                              でかい学校だった。
                              ここは 今では取り壊され学校自体はもう無くなっています。もったいないな~。
                              住宅地になっているとかどうとか・・・・
                              でも、廃校になっても いろんな映画のロケで大活躍した場所なのでした。
                              当時 まだまだきれいなままでした。
                              学校の玄関口 門扉です。

                              静かな住宅地にある ふつうの高校。
                              廃校って なんか 寂しい雰囲気ですね。
                              一見 平和そうな学校ですが、この後見るも無残な姿に・・・・・
                              まずは 門扉を 錆びた感じに・・・・


                              で  壁面ですが 大落書きを・・・・
                              恐縮です〈笑)

                              ボランティア学生 スタッフ 手が空いてる人たち もちろんうちのスタッフ全員で・・・
                              落書き~

                              落書きってここまで来ると何描いていいかわからなくなってきます。ネタもなくなる。
                              一応 落書き表なるものは渡されたのですが・・・
                              本来 落書きと言うものは いろんな奴が個々 描いて去っていくものなのですよ。
                              ほんの十数人が あれやこれやで描いても 同じような感じになってしまう。
                              そこがこの仕事のテーマでした。毎日 どんなもの描こうかと 悩んでましたね。
                              もちろん 下ネタは禁止!!

                              で  うちのスタッフと記念写真。

                              でも ここ小中学生の通学路なので 仕上がってからシートで隠して見えないようにしてました。 教育委員会やご近所から結構苦情があるらしく
                              製作部は、なかなか苦労していたような様子でした。
                              あげくは、夜中にはわけのわからない不良少年どもが勝手に落書きしに来る始末。
                              しまいにはガードマンまで動員。撮影終了まで大変だったご様子。


                              IP属地:日本316楼2023-11-06 13:30
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